もっと、湯の川を愉しむために。

というわけで、オンパクに沸く湯の川なのですが、
僕も、僕なりに、湯の川を応援することになりました。

それが、「湯の川本」の執筆です。

「本」とは言っても、30ページほどの小冊子なのですが。
タイトルは『湯の川日和』と付けました。

発行元と出版社のご厚意で、かなり自由に書かせてもらいました。
いわゆる観光ガイドや旅行雑誌のようなツクリとは異なります。
湯の川で街歩きを楽しむためのヒント、それがねらいです。
この冊子を手に取った人には、湯の川の通りや小路をくまなく歩いてもらいたい。
そんな気持ちで取材をしました。

誌面で紹介しているのは、湯の川のいろんな姿です。
湯の川は温泉街であり、商店街であり、住宅街でもあります。
川があり、海があり、山があり、
古くから人が集まり街をつくり歴史を重ねてきた街です。

湯の川の「ひと」「風景」「時間」。
僕が出会ったこと、見つけたこと、感じたこと。
そして、それらから得た感動を共有できたら幸せだと思っています。

『湯の川日和』は、
まずはテスト初版としてオンパク参加者に無料配布されます。
今年の夏前に発行する改訂版からは、販売というかたちになる予定です。
機会がありましたら、ぜひご一読ください。

◆湯の川の鎮守、湯倉神社にある鳥居

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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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