種まき【田んぼの風景vol.02 - 知内】

連休前後は、道南の米づくりが始まる季節。
地元のお米「函館育ち ふっくりんこ」の田んぼでも、
そろそろ動きが見えるころ。

4月27日(金曜日)。
橋本清一さん(知内町)の田んぼでは、
家族総出の種まき作業がおこなわれていた。

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◆矢不来(国道228号)から函館湾ごしに函館山を見る。


8時の約束だったが、
まんまと寝坊をして田んぼに到着したのは10時すぎ。

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◆始まりの季節を静かに待つ田んぼ。
 昨年秋に刈り取りされたままの風景が残っていた。

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◆春が訪れた田んぼと、まだ雪が残る山々。
 はっきりとわからないが、背後にある最高峰の山は、
 七ッ岳(957m)もしくは大千軒岳(1072m)のはず。

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◆休憩中。バナナをもらった。そう言えば、去年もいただいたっけ。

土を盛った苗床に種もみをまき、ハウスで稲の苗を育てる。
1〜2日前にまいた苗床を見せてもらう。

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◆土をはらって発芽の様子を見せてくれる橋本さん(ベストほっかぶりスト)。

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◆愛おしくなるような小さな芽生え。
 ハウスの中はぽっかぽかで、半日ほどで玄米から芽がでる。

「函館育ち ふっくりんこ」の取材は3シーズン目になる。
今年もよろしく、と伝えて田んぼをあとにした。

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◆帰り道、茂辺地の国道(228号)から見た駒ヶ岳。

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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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