ブログの更新をさぼっていたので旧聞ですが。
今年の五稜郭の桜風景をお伝えします。
◆この日は風が強くて。花冠ごと落ちてきた桜(ソメイヨシノ)。
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江戸時代末に奉行所を設置するために築城されたのが五稜郭。
戊辰戦争(箱館戦争)の最後の舞台となり、
とくに新選組出身の土方歳三なども関わっていたこともあり、
洋式城郭としての「武」の面がクローズアップされることが多い。
しかし、本来の五稜郭(亀田御役所土塁)は、
蝦夷地(北海道のこと)統治の政治的中心地だったという
とらえ方が実情に沿うようだ。
◆こいつらは、妙に突端が好き。鳥も人もカップルが目立つ。
安政4年(1857)に着工し、元冶元年(1864)に完成。
大正2年(1913)に公園となり、大正11年に国指定史跡、
さらに昭和27年(1952)に国指定の特別史跡になった。
◆ソメイヨシノとクロマツと石垣の風景。北海道では珍しいはず。
五稜郭には約1600本の桜(ほとんどがソメイヨシノ)があり、
樹齢は40〜100年前後。もっとも古い桜で120年(推定)。
◆五稜郭の濠をぐるりと取り巻くように桜がならぶ。
◆桜の木の下では、人が集い酒宴が始まろうとしている。
◆この日は七分咲き。
今年は遅れるかと思っていたら、平年より早い開花だった。
◆古木の切り株に、蘖(ひこばえ)を見つけた。
と、きれいにまとめてみる。
しかし、桜の花は人の心を惑わすもの。
このつづきをご覧ください。
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