函館花火の楽しみ方

8月1日から5日まで、函館では「函館港まつり」が開催されます。
その初日にあるのが「第52回 道新全国花火大会」。
なぜ、「全国」なのかは謎。
(開催初期、全国の花火師が集って順位を決めていたことに由来するらしい)

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◆右下の光はライトアップされた青函連絡船記念館「摩周丸」
 ※この写真はオバタカズヤさんが撮影


19時45分から打ち上げ開始。およそ1万発。
函館港にある人工島「緑の島」から打ち上げられます。
もっとも大きい花火は尺玉と呼ばれる10号玉で、
約330メートルまで打ち上げられ、開いた花火の直径は約300メートル。
ちなみに、函館山の標高はおよそ334メートル。

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◆ともえ大橋から見た函館港。このど真ん中に花火が咲く。

打ち上げ会場に近くで、
花火の轟音に包まれながら見あげる迫力も良いが、
個人的には離れた場所から観賞するのが好き。
光に遅れて届く打ち上げ音にわくわくする。

道新さんからチケットをもらって特設見物会場に行く年もあるが、
いつもは函館港ごしに花火を見られる「北ふ頭」が定番の観賞ポイント。
キャンプ道具からイスと蚊取り線香を引っ張り出して、
ハセガワストアで買ったヤキトリと、
出発1時間前に冷凍室に入れて置いたビール数缶を持参。

ここ数日で、函館も夏らしさを取り戻したようです。

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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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