6月初めに解禁された道南沖のスルメイカ(真イカ)漁。
初セリで見たイカは、こまい(=小さい)ものばかりだった。
あれからおよそ2カ月。
しっかりと身の厚みを増して、魚体も大きくなったイカに出逢えた。
【取材日:7月27日】
◆イカ釣り漁船に備え付けられている生け簀(す)から、
キューキューと鳴くイカをタモですくいあげる。(5時9分)
イカの本来の色は無色透明に近い。釣り上げられたストレスで色が変化するという。イカは鮮度の変化にあわせて、おおざっぱに書くと茶色〜黒褐色〜白色(透明感なし)へと変化していく。
◆生け簀からあげた直後のイカ。心臓の鼓動のように、ビクンビクンと弾んでいる。肌に浮かんだ色素が明滅して色が変化する。(5時12分)
◆ひと山ずつ箱ごと計量されるイカ。(5時22分)
◆セリの始まりを待つ中卸の面々。(5時29分)
◆始まった!(5時30分) セリは9分ほどで終わった。
◆よく見るとイカを握りしめている。お手伝いをしていた。(5時37分)
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