その後のスルメイカ

6月初めに解禁された道南沖のスルメイカ(真イカ)漁。
初セリで見たイカは、こまい(=小さい)ものばかりだった。
あれからおよそ2カ月。
しっかりと身の厚みを増して、魚体も大きくなったイカに出逢えた。
【取材日:7月27日】

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◆イカ釣り漁船に備え付けられている生け簀(す)から、
 キューキューと鳴くイカをタモですくいあげる。(5時9分)

 イカの本来の色は無色透明に近い。釣り上げられたストレスで色が変化するという。イカは鮮度の変化にあわせて、おおざっぱに書くと茶色〜黒褐色〜白色(透明感なし)へと変化していく。

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◆生け簀からあげた直後のイカ。心臓の鼓動のように、ビクンビクンと弾んでいる。肌に浮かんだ色素が明滅して色が変化する。(5時12分)

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◆ひと山ずつ箱ごと計量されるイカ。(5時22分)

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◆セリの始まりを待つ中卸の面々。(5時29分)

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◆始まった!(5時30分) セリは9分ほどで終わった。

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◆よく見るとイカを握りしめている。お手伝いをしていた。(5時37分)

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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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