島の春まつり【後編】

「奥尻島しまびらき」の内容は、ごくごく単純素朴で豪快だ。
まずはとにかく島の味覚をふるまって大歓迎。
さらに、歌や踊りでやっぱり大歓迎。
しまいには大抽選会おみやげ大判振る舞いで大歓迎。
とにかく、この時季の奥尻島へ、さっそく足を運んでくれた観光客に、
ちからいっぱい歓迎とお礼の心を贈りたい。
そんな島らしいイベントなのでした。

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◆うにまるくんも歓迎。ひざの角度がかわいい。

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◆特別ゲスト香澄 KAZUMIさん(江差町出身の民謡歌手)によるライブ。
 港に、島に、そして心に響いた。民謡って、良いなぁ。

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◆会場盛大拍手。

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◆大漁旗(だいりょうばた)で風の強さがわかる。曇天強風冷気に負けず。

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◆お次は「奥尻しりふり音頭」。
 明快なメロディー、島らしい歌詞、腰まわりのシェイプアップに効きそうな振り付け。
 ほんとはカメラを置いて踊りたかったのは心にしまっておこう。

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◆島の中学生も踊りの輪に加わる。先生もかな。

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◆最後は大抽選会。北広島から来た3人組。それぞれ景品をゲット。
 ごめんなさい。僕も当たってしまいました。5000円分の水産加工品セット。
 しかも、やっぱり大好きな塩うに。一瞬、辞退しようかと迷うが、物欲に勝てず。

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◆記念撮影に応えるマダム石井さん。奥尻島観光大使。今年も司会を担当。
 UHB「のりゆきのトークDE北海道」リポーターでもおなじみ。


イベント終了直後、会場から「奥尻、ありがとう」の声があったのが印象的だった。

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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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