糖尿病と暮らす日々:9月4日(あったかい食事)

9月4日(金)

7時半起床。体重測定92.4kg。
9時、宅急便。でかい荷物。妻が小樽から送ってきた電子ピアノ。

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◆ 朝食。食パン2枚4単位320kcal、千切りキャベツ、おかず3単位240kcal。

白身魚フライの衣が油々していて辟易。とくに嬉しくもない。
ひとくち食べたあとは、衣をすべて剥がして食す。
冷凍の宅配食に揚げ物は鬼門か。煮るか焼くかが無難である。

11時、函館大妻高校へ。
今日は食育と福祉を取り入れた実習授業の取材。
「食物あったかサービス〜大妻日和〜」と題されていた。
生徒が考えたのかな。いいね。

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「工房さん痩せた? なんで? どうやって?」
「この間、ダイエーにいたでしょ。あれ奥さん?」
「結婚してるの?」
「番組見たよ。飲んでばっかり。」
同時にしゃべるな。

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◆小板先生にもらったピザ。「そこらへんにあるもので作ったから」。2単位160kcal。

調理室では黙々としかも手際よく料理する生徒たち。
野村先生に聞いたら、今回は手順から内容まで生徒に任せてあるとのこと。
新学科ということで、食物健康科の生徒たちを昨年の入学から頻繁に取材をしているが、
2年生になって、いっきに成長した感がある。よいよい。

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◆とにかく手際が良くなった。焦らない迷わない。現場人の顔をしてる。

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◆すりみ汁。きっちりしたダシで塩分も控えめだった。

校長先生にも食べてもらいたかったね。
いいよ。うまいうまい。って食べたよ。きっと。

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◆うまいねー。表情がすべてを語る。

生徒たちがつくった料理は、
ご招待した高齢者福祉施設の利用者の皆さんに食べてもらった。

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◆僕もいただいた。ふんわりした気持ちになれる料理。6単位480kcalほどか。

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◆調理室を見学。確実に半世紀以上も年が離れた料理人たちに声をかけてくれる。

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◆食事の後はレクリエーション。こちらも食物健康科の生徒がつくった。

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生徒のひとりと立ち話。
料理も最高。レクもそれなりに楽しんでもらえた。
サーヴもぎこちないながらも笑顔が良かった。
ひとつだけ。お客様をお迎えして、楽しませる飽きさせない配慮をする。
欲張ると、そこだけ、ちょっと足りなかったかな。
間が持たないタイミングがあった。
たぶん、一歩ひいた場所に立っていたから見えたことだと思うけど。
そんな話をしたら、生徒がうんうんとうなずいていた。

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◆教室で見つけた生徒のメモ。思わず笑ってしまった。これは北出先生の口調だな。

落ち着いたところで実習棟を抜け出して本校舎へ。
玄関口で新理事長とすれ違う。
事務室に顔を出したら、ちょうど池田校長と斉藤先生がいた。
昨日提出した「学園葬のしおり」企画案の修正。
来週火曜日に初校を出すことにする。

もういちど実習棟へ。
小板先生から、カレーとか炊き込みご飯とかコーヒーゼリー(無糖)とかもらう。
外はじゃっかんの雨模様。

事務所に戻る。

17時半、大野(北斗市)の新はこだて農協ライスターミナルへ向かう。
18時前到着。ちょうどNCVの一森くんも着いたところ。
米穀課の田山さんと打ち合わせ。

最初に、トマトと長ネギのフリーズドライしたものを試食。おもしろい。
トマトなんかは、糖尿病患者のおやつにしても良い感じだ。
どうしても口が寂しいときには、低カロリーだし味も良いのでバッチリだと思う。

毎年恒例のお米農家インタビューの打ち合わせ。
今年はテレビCM収録も同時におこなう。
けっこう厳しいスケジュール。来週、入院しているヒマがあるんだろうか。

20時くらいまで打ち合わせ。さっきから窓の外がビカビカしている。
外に出たら超豪雨と雷ばりばり。
真っ暗な田んぼ地帯の真ん中。雨で視界不良。車の運転が怖い。
すぐ近くで雷が落ちたのだろうか、一瞬目の前が真っ白になる。

そのまま帰宅。
函館の方でも、けっこうな雨と雷だったようだ。
晩飯は妻とラッピのテイクアウト。

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◆サイコロ牛肉バーガーだったかな? たぶん8単位640kcalくらい。

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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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