ANTICA OSTERIA DELL'ALBA

連休後半の初日(5月3日)。もうどこにも出かけないので、
ちょっと
だけ贅沢に晩ご飯を食べようということで。
いつでも鮮烈
な驚きと感動の美味を提供してくれるお店にて。
今回はシ
ェフのおまかせコース。

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ズワイガニとホタテ、ポルチーニ茸のロイヤル。
茶碗蒸しみたいな感じ。味は濃厚しっかり。胃袋が騒ぎ出す。


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白ワインはソアーヴェ。すっきり感のなかに、熟成した甘みあり。
白はもっと酸味あるほうが好みだけど、するする飲めておいしかった。

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自家製パン。おかわりしました。

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コンソメジュレ仕立て(左)。
冷製なので口中を清冽な印象を与えつつ、濃厚な味わいを愉しませてくれる。

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鶏肉の低温コンフィのタルタル。ジュレのお隣にあった料理。
さくっとした軽い食感の皮が印象的。ここですでに白を飲み尽くす。

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赤はトスカーナ、ミケーレ サッタ "ピアストライア" ボルゲリの2007。
最近お気に入りのサンジョベーゼと、
メルロー・シラー・カベルネソーヴィニヨンをブレンド。
オーク樽で熟成。しっかり開いてきて味わい深い。

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澱があるのでデカンタで。でも、最後には澱も飲んだ。


筍とアイヌネギ、ラグーのフェットチーネ。
よくばってたくさんチーズを振りかけてもらう。
フェットチーネ(平うちのパスタ)は自家製麺。ラグーがよく絡む。

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ナポリ風白いラグーとカーボロネロ、チーマディラパのリゾット。
カーボロネロはイタリアの野菜で黒キャベツと呼ばれているものらしい。
チーマディラパは南イタリアの菜の花。

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新ごぼう・新たまねぎ・桜えびのフリット、あさりのクレマソース。
岩塩もしくはソースにひたして食す。
見た目の演出が、ほどよく酔ったふたりにはすごく楽しい。
クレマは泡立ちのしたソースという意味なのかな。

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マグレドカナールのアロスト、ごまとバルサミコのソース。
鴨胸肉(マグレドカナール)のロースト。フォアグラをとるための鴨だそうで。
噛み応えがあり、いつまでも肉の上品な甘みがあふれてくる。

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ということで、デザートワゴン。
酒も好きだが甘味も好きな夫婦ですから、計6個を選んで食べた上に、
ケーキ系をいくつか持ち帰ることに。

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したたかに酔った。しあわせな晩餐だったということだ。


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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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