糖尿病と暮らす日々の記録: 2017年12月アーカイブ

 よく眠ったな。朝5時くらいだろうか。そう思いながら、トイレから戻って時計を見たら午前2時だった。首と背中の痛みをまぎらせてから再就寝。
 6時起床。
 体重測定102.5kg(前日比-0.1kg)。便秘。この三日間は蓄尿のために、一度排尿(採尿)してから用便に望む流れになっていたので、排尿しているうちに便意がおさまってしまうのだ。その繰り返し。腹も張るし体重も減らない。
 7時、血糖値測定。222。
 8時、朝食。なかなかインスリン注射をしてもらえなくて食事が遅くなった。

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◆ごはん195g(半分残す)、味噌汁、ボイルソーセージ、切り干し大根、カボチャのバター醤油煮、ふりかけ、牛乳。

 バラエティ豊かな朝食。ごはんを残すのが惜しかった。ソーセージもカボチャもおいしくて。

 11時、主治医の回診。「あ、今日は居たね」とご挨拶される。
 医師に確認すると、やはり「強化インスリン療法」をしているとのこと。数値上、インスリンの効きが悪い(血糖値が下がらない)のは、インスリン投与の初期段階では効果が出にくい場合もあるということだった。ただし、他の検査結果によっては、「ついにインスリンが分泌されなくなった」という可能性もある。とりあえず起床時の空腹時血糖が100くらいにならなくては話が始まらないようだ。インスリンをもっと増やすとのこと。
 首と肩の痛みについて言いそびれる。次回、整形の受診をお願いしよう。

 12時、血糖値測定。300。朝のごはんを半分残したのにな。
 12時20分、お昼の時間。インスリン注射。

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◆ごはん195g、タラをわずかにスパイシーな味つけしたやつ、小松菜の香和え(おひたしに香りを足したもの指すらしいがよく分からず)。

 おかずがそうでもなかったし、今日は午後から運動をする予定はなかったので、ごはんを半分残そうかと思ったが、添付されてきた減塩醤油の魅力に負けて醤油ご飯を食べてしまった。幼稚園児のころ、あれはたしかドリフで志村かカト茶がごはんに醤油をどばどばかけているのを見てから、醤油かけご飯ばかり食べていたときがあった。幼稚園児のときはひょろっとして痩せていたんだけどな。

 13時30分、NCVのお迎え。大雪のなかをそのまま桔梗町まで護送され、その場でナレーション原稿を書かされてナレーション録り。2時間ほどで終了。これで金曜日からの配信に間に合うのかな。その後、次回の番組企画の打ち合わせを立ち話レベルで。企画のもとはそれぞれおもしろそうだけど、年明け〜年度末にかけて時間がなぁ。確定申告もあるし。
 病院までNCVのクルマで送ってもらう。16時45分、ぎりぎりで病室に戻る。

◆送迎される途中で見かけた驚愕映像(素晴らしい運転技術)

 17時、血糖値測定。268。昨日、45分ほど散歩した後の測定値が269。運動することで摂取したブドウ糖を消費するので、血糖値にもよい影響があるはずだが、昨日今日では差異が見られなかった。食べたものの糖質(カロリーではない)の違いも影響するのかもしれない。

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今日はピーさんに会えなかったので、家人に写真を送ってもらった。

 17時50分、夕食配膳。インスリンの注射をしてもらえなくて5分ほどお預け。配膳で忙しそうな看護師に、後でもお願いできるような用事を頼むなよな。おかげさまで、食事はすこし冷めてしまった。イタリア人なら怒り心頭だろう。冷めたピッツァと伸びたパスタにはがっかりしかない。今日の晩ご飯はどちらでもないが。

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◆ごはん195g(半分残す)、鶏胸肉の甘酢あんかけ、煮豆(甘い)、牛乳(在庫から出品)。

 甘い煮豆なんぞ、ふだんは食べないのだけれど。刑務所の食事では甘味が貴重だという話だが、すこし近いものを感じる。甘酢あんかけも絶対に自分ではチョイスしない料理だ。煮豆は牛乳を飲みながら食べたら幸せの味がした。

 21時、血糖値測定。259。
 22時ころ布団に入る。隣のおじいさんがテレビをつけっぱなしで大イビキ。テレビカード(1枚1000円)の残数がどんどん減っているのかと思うとどきどきするね。
 今回の入院では、インスリン注射という新たな治療が加わったので、病気のおさらいをするために、日本糖尿病学会編『科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン』を読み直す。患者向けには『糖尿病 治療の手引き』という書籍があるのだが、解説がさらっとしていて読み応えがない。お値段は『手引き』の6倍するが、知識を得て納得しながら糖尿病を治療したい人は『ガイドライン』の購入をすすめる。

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専用の針を刺す(鼻毛を抜くよりは痛くない)

 さて、ブログを読んだ幾人かから驚きとともに質問があったのだが、インスリン注射について説明しておく。
 毎日お昼から外出しているので、入院初日の回診から主治医とお話をするタイミングを逃している。その間に、血液検査の結果が出て、食前と就寝前のインスリン注射が始まったわけだが、現時点では治療方針の説明は受けていない(自分としても、まだ実施中の検査もあるので、それらの結果が出そろってからの説明・相談でも良いと考えている)。
 ただ、前掲書や看護師さんのつぶやき、その他の情報などをつきあわせると、俺はいま「インスリン強化療法」をおこなっているらしいことはわかった。これはごくごく簡単に説明すると、本来は膵臓で分泌するインスリンを、注射によって体外から補給して、その分だけ膵臓(の働き過ぎ)を休ませるというもののようだ。
 インスリンがなぜ必要かは、糖尿病の説明から始める必要があるのだが、そこは読者諸賢のグーグル検索能力にお任せするとして、ひとことで解説するなら「代謝の異常」ということになる。もうすこし噛み砕くと、食事によって取り入れた糖分(ブドウ糖)を体内で分泌したインスリンでは消費しきれなくて余った分が血液にあふれてしまう病気、ということになるのだろうか。もっとも知られている症状としては尿に糖が混じることだが、それは症状のひとつであって病気そのものを指すわけではない。これは以前から提唱しているのだが、糖尿病(本来的には糖尿症)は「慢性高血糖病」などに名称を変更してもらいたいものだ。糖尿病はラテン語の訳文だったはず(古代ローマ時代から尿が甘くなって身体がだるくなる症状は知られていた)。
 ブドウ糖が血液にあふれた状態、つまり高血糖状態になると、体内では血管の劣化が進むことになり、いわゆる合併症と言われる別の重篤な病気を発症させる要因となってしまう。これが糖尿病の危険性である。おもな合併症としては、失明、腎臓機能の低下、末梢神経の障害など。脳梗塞・脳卒中・心筋梗塞(いずれも血管の疾患)のリスクも高まると言われている。
 糖尿病には1型と2型があって、ぼくの場合は肥満を原因とした2型糖尿病である。膵臓はちゃんとインスリンを分泌しているのだが、それ以上に(ブドウ糖を代謝できる量を超えて)ごはんを毎日腹いっぱい食べていたので、体内のインスリンでは追いつかなくなってしまって糖尿病を発症したわけである。だから前回の入院までは、完璧な食事制限による体重減少によって、およそ2週間ほどで血糖値が正常の範囲に戻っていた。
 ただ、今回は病状が進んでいるようだ。検査結果を見るまではわからないが、膵臓の機能が格段に落ちてしまっているのではないかと思う。今年はふだんよりも仕事量が多くて、リフレッシュ(生活を仕切り直す)するタイミングをつくれないままに、ストレスフルな毎日を過ごしていた。だんだんと食事量は増えていき、運動量は減ってしまっていた。毎月の検査結果も、ここ半年は坂道を転げ落ちる岩のような勢いで悪化した。糖尿病の自覚症状も出てきていた。さらには、なんと酒があまり呑めなくなってきた。とにかく、調子が悪かった。10月には年末の入院を決めていたが、それまでは自分のカラダを省みる余裕をつくることができなかった。いつもの年よりも多く稼いだと思うが、その分だけカラダを壊してしまっては意味がないことだ。

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にじみ出た血液を測定器にひたすと数秒で血糖値が表示される

 ということで、ここからようやく入院日誌に。

 6時10分起床。昨夜は23時〜2時半、3時〜今朝まで眠ることができた。どうやら痛みがあまり出ない姿勢を見つけられたようだ。依然として首や肩は張っているし、角度によっては鈍痛から激痛へと変わる。

 便秘気味。体重測定102.6kg(前日と同じ)。くやしいけど仕方がない。明日に期待しよう。
 6時40分、血糖測定。211。すこし下がってきたのか。

 7時45分、来た来た朝食。

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◆ごはん195g(半分残す)、味噌汁、ツナおろし、アスパラと豚肉の炒めもの、冬瓜のあんかけ煮、ふりかけ。4.5単位360kcal。

 朝食のごはんは今日から半分に残すことにする。午前中は病室で安静にしているので、インスリン注射による低血糖症状が出るおそれもないだろう。カロリーもそうだが、ごはんの糖質が気になる。

 9時、血圧測定。108/66。低っ。
 午前中は請求書を書いたり、仕事のメールを何本か送ったり。

 12時、血糖値測定。277。
 12時25分、昼食到来。

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◆ごはん195g、麻婆豆腐、中華スープ、ナムル、牛乳。

 小躍りする。麻婆豆腐!ごはんにかけました。ああ、唐辛子を忍ばせておくべきだったか。いつも食べている麻婆豆腐の1万分の1くらいの辛さだ。たぶん花椒も入ってないだろう。それでもこれは麻婆豆腐だ。こんなに嬉しいことはない(アムロ レイの声で)。
 午後は活動的になるので、ごはんは残さないことにする(前回の入院まではインスリン注射がなかったので三食ともごはんを半分残していた)。

 13時10分、外出。今日もバスで自宅まで向かう。
 「五稜郭(シダックス前)」バス停から、たぶん違うな、と思いつつ、最初に来たバスに逡巡しつつ乗ってしまう。案の定、ここで曲がるなよ、という道でしっかり右折。ここで左折してくれ、という交差点で右折。ぐるーっと遠回りして、それでも自宅までいちばん近いバス停「本通小学校裏」で下車。そこから歩いて15分かかった。正しいバスに乗るよりも2倍くらいの乗車時間があったが、料金は210円で同じだった。おそらく3系統とか31系統のバスだったと思う。経由地に「本通農協」という見慣れた文字があったので乗ってしまった。そう言えば、子どものころに実家から駅前・五稜郭方面へ行く市営バスは3とか3-1だったな。美原方面に行くのは函館バスで9とか90だった。
 いまは小さめのバスが多く走っていて、やはりあきらかに通路が狭い。通路に立つと邪魔になりそうで乗車口に立っていたが、それはそれで邪魔くさかったと思う。優先席が多くていくつか空いていたが、なんとなく座るのをためらっているうちにバスを降車した。

 けっきょく帰宅したのが14時。今日は家人が居て、お風呂の用意をしてもらっていたので、さっそく入浴。雑誌を読みながら30分ほど湯につかる。その後、かるく背中を押したり揉んだり踏んだりしてもらって、ありがたい心もちのまま昼寝。

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ピーさんとも遊んだ。

 16時、自宅発。戻りもバスにしようか迷っていたが、外に出たらキリッとした空気が寒いけれど気持ちが良かったので歩くことに。五稜郭公園の外周を経由して病院へ。30分ちょっとの散歩。最後は鼻水がずるずるだった。16時40分、院内のローソンに寄ってから病室へ戻る。

 17時、血糖測定269。今日はあまり下がらなかった。食事内容との兼ね合いもあるので、そこを探っていくのがこれからの愉しみになるかもしれない。
 17時50分、夕食配膳。

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◆ごはん195g、味噌汁(白菜)、大豆の五目煮、サバの西京焼き。7.5単位600kcal。

 迷ったが空腹には勝てず完食。明日の朝食まで13時間以上あるので、あまりムリはしないようにする。まだ入院して5日目なのだ。

 21時、血糖値測定。332。
 就寝前にインスリン注射(持効型溶解「トレシーバ」8単位)。
 消灯に合わせて布団に入った。

 6時、看護師さんに声をかけられるまで眠っていた。こんなに嬉しいことはない。痛みは続いているが、眠れるほどには押さえ込めるようになってきたのかも。

 体重測定102.6kg(前日比-0.3kg)。

 7時、血糖値測定。268。

 7時40分、朝食配膳。食事直前にヒューマログ(超速効型インスリン)を3単位注射。


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◆ごはん195g、玉子焼き、味噌汁、オクラ、フキと豚肉、ふりかけ。


 9時、血圧122/70、脈拍98。これくらいがいつもの数値。


 午前中はネットバンキングを通じて数件の送金手続き。口座のお金が右から左へと消えていく。今年は十数年にわたって年末恒例だった仕事をなくしてしまったので、これまでのように正月のお餅を買う余裕がなくなってしまった。タオルもつくれず。こうやって萎んでいくのだろう。それはそれで良いと思っている。


 12時、血糖値測定。346。

 12時20分、昼食配膳。インスリン8単位。


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◆ごはん(195g)、かぼちゃコロッケ、牛乳、サラダ。


 パンが食べたいなー。


 13時10分、外出。晴れ。すこしだけ歩いてバス停「五稜郭」へ。時刻表も見ずに、バスは次々と来るものだと思っていたら、15分ほど待つことになってしまった。これなら歩いたほうが良かったかも。「医師会病院前」バス停で下車。210円。そこから自宅までは歩いて5分ちょい。

 帰宅。今日もピーさんが留守番してた。すぐに放鳥、指先に止まったので、顔に口を近づけてお話をしていたら、ガブっとかじられた。「かじったらダメだよ」と教え諭すも、あいつはどこ吹く風である。


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 15時30分、五稜郭公園隣の函館市芸術ホールへ。家人も出品している「第一回 書道探求 滉原社展」が今日までだったので。作品の善し悪しはわからず、好き嫌いの印象で評価するだけだが、どの作品からもまさに書「道」という気迫は伝わってくる。表現することの苦しみと楽しみが、文字の躍動から読み取れるような気がした。家人の高校生時代からの師匠である鈴木大有先生とも久しぶりに立ち話をした。健康かと聞かれたので、入院中ですと応えておいた。


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家人の作品


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鈴木大有先生の作品


 16時30分、門限(外出許可届けを13:00~16:30と申請)ぎりぎりで病室に戻る。最後は早足で階段を登ったので息が切れた。


 17時、血糖値測定。213。やっぱり運動をすることで血糖値を下げられるようだ。外出しない日(運動しない日)をつくってみて、その差を検討してみたいところ。このように自分の身体(の内部)を数値化して把握するのは、知的好奇心をくすぐる行為だと考えている。ツボに入ると、例えば「体重が減ることで、各種数値が良好になっていく」という変化に快感を覚えて、もっと痩せようという意識が芽生えたりする。

 17時45分、夕食到来。超速効型インスリン6単位。


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◆ごはん195g、紅鮭、漬物、野菜汁


 今夜の夕飯はずいぶんとメシが進むおかずで、紅鮭も漬物も汁物もおいしかった。入院中はいつもの四分の一くらいのスピードでゆっくり食事しているのだが、思わずがつがつと早めし喰らいをしてしまった。胃もたれ。漬物(しば漬け)の尖った味が最高にうまいと感じた。ふだん外食などして、まるいだのからいだのうまみだの批評家気取りで無駄口を叩いている割には、しば漬けを食べて喜んでいるのだから、その程度の舌なのである。が、山口美江のように「紫葉漬け食べたい」と心底思うのであった(フジッコのCMより)。


 21時、就寝前の血糖測定。297。

 今夜もあの道具(図版)を見せて湿布を貼ってもらう。今夜の看護師さんにも「これはいい」との評価をいただく。マグネットボードとマグネットシートでつくれば、誰でも使ってもらえるようになるかも。すでにスマホアプリにありそうだね。

 6時起床。湿布のおかげか、うつぶせ寝が正解だったのか、初日よりは長く眠ることができた。それでも断続的に4時間ほどか。朝方、右足の裏が何度か攣りかける。今朝から蓄尿がはじまった。これから三日間続く。

 6時50分、血糖値測定。240。晩メシから12時間、ひと晩あけてこの数値。もう俺の膵臓はインスリンを出していないのだろうか。
 体重測定102.9kg(前日比−0.4kg)。


 7時30分、インスリン注射(2単位)。

 7時45分、朝食配膳。


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◆ごはん195g、スクランブルエッグ、味噌汁(しいたけ)、白菜と竹輪の炒め煮、煮豆(甘い)、味のり。煮豆は残した。6単位480kcal。


 9時半過ぎ、看護師による朝の巡回。血圧測定139/72。

 日曜日ということで、病棟はすこしだけゆったりしている。主治医の回診もない。ときおり寝不足からの寝落ちに見舞われながら仕事をする。


 12時、血糖値測定。405。俺も看護師も「高いねー」と同時に苦笑。

 12時30分、お待ちかねの昼食。直前にインスリンを注射(6単位)。


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◆ごはん195g、鶏肉とタマネギ(汁だく)、トマトとレタスのサラダ(たまねぎドレッシング)、牛乳。


 またも献立表に裏切られる。パンと書いてたのに!



 13時、外出。雨の予報だったが、晴れ間が見えて暖かい。足もとはぐずぐずだが気分は良い。五稜郭公園を経由して自宅まで歩く。寄り道をしなければ30分かからないのだが、途中でマンホールの写真などを撮りながら歩いていたので50分ほどかかった。


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 家人は留守でピーさんだけがカゴの中でたたずんでいた。まずは、仕事部屋へ。病室でつくっておいた書類を出力し、仕事のための資料をかき集めてカバンに入れる。ピーさんのカゴの扉を開けて放鳥。なかなか出てこなかったが、声をかけるとばさばさばさと飛んできた。しばし歓談。そのうちに、ピーさんは姿見の前のお気に入りの場所に飛んで行ってしまったので、こちらは1時間ほど昼寝をすることにする。ピーさんはずっとおしゃべりをしていた。


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 起きてシャワー。帰ってきた家人に病院までクルマで送ってもらう。病室到着は16時半。まだ病室までの階段を登ると息が切れる。体重が100kgを切ると息切れしなくなるのだが。


 17時、血糖測定。274。昼食前のインスリン6単位が効いたのか、正味30分ほどの運動療法(お散歩)の効果なのか、入院後では一番低い。とはいうものの、血糖の正常値は、空腹時(たとえば朝起きてすぐとか)110、食後2時間で140を目安とするから、まったくもって高いレベルを維持していることになるが。

 17時50分、夕食。食事前にインスリン注射(3単位)。


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◆ごはん195g、豚肉の大根おろしかけ、味噌マヨ和え(芋とツナか)、味噌汁(ナス)。在庫の牛乳を追加。


 見た目は素晴らしかったが、食べてみると期待外れ。大根おろしは水っぽいだけだった。辛みも旨味も塩気もなし。

 これでまだ7食目なので判断するのは早いかもしれないが、病院の食事の味つけが変わったような気がする。うす味(高血圧対応の減塩食)なのは気にならない。自宅で家人がつくる料理も、かなり塩分を控えてもらっている。そのかわり、手間をかけて出汁をしっかり効かせてもらうことで、満足できる味に仕上がっている。病院の管理栄養士による栄養指導でも、塩分控えめ食で満足感を得るには出汁が決めて、と習う。ところが、今回の病院給食にはあまり出汁の存在を感じない。病気の影響で味覚に変化が起こったのか、塩分とともに出汁をとる手間も控えるようになったのか。


 20時、院内のローソンで飲み物(緑茶・ウーロン茶)を購入。ポイントが貯まっていたのでリラックマの景品(箸と箸置き)と引き替える。箸置きもコレクションしているので嬉しい。もうちょっとで、もう1セットもらえそうだ。


 21時、血糖値測定。344。インスリン注射(4単位)。


 今夜も湿布を貼ってもらう。とくに背中に湿布を貼ってもらうためには、もっと上!もっと横!と指示が難しい。肩甲骨の内側と言いたくても、俺の場合はその骨が肉に埋もれて場所が判然としない。言葉での説明・指示は困難と判断して、意思疎通を助ける道具をつくってみた。看護師さんに高評価。

 よくばって3枚の湿布を貼ったので、いま背中はカチカチ山だ(冷たいけど)。


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◆湿布を貼ってもらうための意思疎通補助道具。

 自宅からタオルケットを2枚持ってきた。それらをあれこれ配置を工夫して、うつぶせ寝を実践。枕だけを支えにしていた昨日よりは楽。それでも2時間が限界で、腕と顔の圧迫に耐えかねて起きてしまう。仰向けよりも支える体重が分散できていない。床ずれの危険性がよくわかる。

 23時30分から2時間ほど起き上がって、糖尿病関連の情報をネット検索。「FREESTYLEリブレ」という血糖値を自動的に計測して、デジタルデータとして集計する機器があるようだ。自分のカラダの数字化は、データがどんどん貯まっていくとおもしろくなるもの。大いに興味をひかれる。


 さて、就寝の第二ラウンド。そう言えば、日中に眠気に耐えかねて仮眠するときに、畳んだ掛け布団に寄りかかることがあるのだが、そのとき幾分は痛みが出にくいような気がする。そんな経験則を本格就寝姿勢にも試験導入することにした。つまり、掛け布団を大きな枕にして、上半身(肩甲骨・肩の上あたり)から首・頭にかけて、ゆるやかな傾斜で身体を持ち上げる姿勢で眠ってみることにした。はたして、その成果はいかに。

 寝不足で頭が痛い。横臥よりも座っている姿勢の方が痛みが和らぐので、そのまま眠ろうと努力するものの成功せず。ため息とともに床を離れる。6時半、カーテンを開けると雪がずんずん降っていた。もちろんたっぷり積もっている。

 7時、ターゲス。6回目の採血。昨日の準夜勤の男性から、夜勤の女性看護師に交代している。左腕は痛いと伝えたら、ちゃんと右腕から採血してもらえた。針の刺し直しもなし。さすが。


 体重測定103.3kg。昨日、入院直後の測定では106.1kgだったが、それは朝食をしっかり食べた後だったので。昨年の入院では、入院時 105.9kg → 退院時(21日後)97.95kg。今回は95kgあたりを入院中の減量目標とする。


 7時45分、朝食。


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◆ごはん195g、玉子焼き(甘め)、味噌汁、ササゲの炒め物(病院給食の定番)、春雨サラダ、ふりかけ、牛乳(またも在庫へ)。6単位480kcal。


 今回の入院でも、ごはんの分量が多い。これは本来、フルーツで摂取するはずのカロリーを、アレルギーで果物を食べられないため、ごはんに置き換えているからだ。食べる楽しみが目減りしてしまっている。柑橘系は食べることができるのだが、いまだかつて一度も饗されたことはない。


 9時、血圧測定140/70。まだ落ち着かない。

 昨夜はよく眠れなかったので、食後に眠気が襲ってくる。ベッドに横になるものの、やはり首や肩に痛みが出て眠れない。仕方がないのでベッドに座って、壁に寄りかかって背筋を伸ばしていたら、痛みが和らいできた。そのまま、うつらうつらと1時間ほど座りながら眠る。ときおり身体が左に倒れそうになりながら。


 12時、今朝までのターゲスでの採血結果を受けて、随時血糖(食前後の血糖値)を計測していくことになった。はじめて指先にプツリと針を刺して、にじみ出た血を測定器にひたす。血糖値414mg/dl。バカ高くて笑ってしまう。笑えない状態だけど。ということで、人生初となるインスリン注射。ノドの奥がズドーンと落ち込んでいくような感覚。なんだろうこれは。

 入院中の食事療法と強化インスリン療法(インスリンを投与することで本来インスリンを分泌する膵臓を休ませる)の結果によっては、今後はインスリンの自己注射が始まるかもしれない。とりあえず、日数をかけて治療に励むしかない。


 12時20分、お昼ごはん。外は雪が降り続く。


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◆ごはん195g、豚肉煮(ごはんにかけて丼めしに)、煮豆腐、おひたし。7.5単位600kcal。


 13時15分、外出届を提出。病室を抜け出して、正面玄関でNCVのディレクターと待ち合わせ。ピックアップしてもらって、函館本町の飲食テナント施設「五稜郭ガーデン」にある「NCV オープンスタジオ・ザ・フラッグ」へ。ここで来週配信される「函館図鑑」のナレーションを録音。テーマは「木彫り熊」。

 それにしても、五稜郭ガーデンはお寒い状況だ。人の気配がないので、スムーズに録音できるくらいに。すでに廃墟感が漂い始めている。少なからず補助金だか助成金という名の税金が投入されているはずだが。やりっぱなしでオッケーなら、こんな楽な稼ぎはないだろう。


 16時、病院に戻る。院内のローソンで買い物。パンがうまそうだ。

 病室に戻るとレンタルのWiFiが届いていた。ふだん出先ではiPhoneのテザリング機能でパソコンをネットにつなげているのだが、昨年12月に21日間入院したときはデータ容量購入のための追加料金が発生した。それならばと、今回は4週間レンタルすることにしたのだ。料金は税込・送料込・保険料込の2,450円。申し込み時に使用目的を聞かれるのだが、その選択肢にちゃんと「入院」というのがあった。

 2009年にはじめてこの病院に入院したとき、ノートパソコンの持ち込みはNGだった。使うなら他の患者さんに見つからないように、と言われたものだ。2011年ころからOKになった気がする。いまなら多くの人がスマートフォンを持ち込むだろうし、PDAやノートパソコンとの境界線を引くのも実情にそぐわないということだろう。


 17時、夕食前に血糖値の測定。348。まったくもって高い。人生2回目のインスリン注射。やっぱり胸の辺りがズドーンと落ち込むような感覚。

 17時50分、夕食。


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◆ごはん195g、タラゆず味噌焼き、つきコンニャクの炒めもの。在庫から牛乳。8単位640kcal。


 俺も入院のトーシロじゃあないので、セコなことを言いたくはねぇが、献立表には「プルコギ風」と書いちゃいなかったかい。プルコギと言われりゃ肉料理を期待しちまうだろうが。それなのに、俺のもとに配膳されたのは「タラゆず味噌焼き」。がっかりするなってほうがおかしいぜ。


 というように、食事に一喜一憂するのも入院生活の楽しみ方である。


 20時、本日3回目の血糖測定391。ど高い。就寝前にやはり3度目のインスリン注射。注射には慣れたけど、治療の次第によっては注射が欠かせない人生になるのかと思うと、いまさらながら心暗い。わかっていたことだし、もっと注意深く生活していれば回避する(導入を遅らせる)ことができたことだったわけで。


 21時、消灯。ベッドの上に座る。昨夜のような痛みに襲われるかと思うと、横になるのが怖い。twitterでそんな弱音をつぶやいていたら、年に1、2度ワインを飲む仲の鍼灸マッサージ師(なのかな?)から、寝る姿勢について解剖学に基づいたサジェスチョン(小池百合子風に発音してください)をいただく。頸椎に異常があるのではないか、と。facebookを通じても、同じような症状を経験をした人から、頸椎について指摘されていた。これはもう、揉んで直るようなものではないのだろうと思う。

 2時間ほどベッドの上に座っていて、ふと思いついた。うつぶせ寝だな。たぶん、その姿勢だと首や肩の痛みをあまり感じないはずだ。さっそく、うつぶせ寝用の枕をネット検索。お高いがテンピュールの専用枕が良さそうだ。明日、あらためて購入の検討をしよう。今夜のところは病院の枕に顔を乗せて眠ることにする。試してみると顔への圧迫感はあるが、やはり首や背中の痛みは軽減された。これはいいぞ、と気分が明るくなる。

 暗がりの中でそんなこんなな寝るための検討を重ねていたら、巡回に来た看護師さんに声をかけられて湿布を貼ることに。「白いのでいい?」と聞かれたが、よくわからなかった。首と左肩に貼ってもらう。さすが医薬品。びりびり効いてくる。愛用のカウンターペイン(大正製薬がタイ国で販売している鎮痛・抗炎症剤)よりも強く長く効く感じだ。

 おやすみなさい。

 前夜は2時過ぎまで原稿の修正。ようやく書き終えて、あとはもうお任せに。海外旅行用のトランクを引っ張り出してきて、入院に必要なモノをどんどん放り込んでいく。1年ぶり8回目の入院ということで、必要なものはだいたいわかっている。ゴミ箱もマグカップも初回入院時からのお付き合いだ。冷凍庫のチョコモナカを寝る前に食べようかと迷ったが、わずかに残った病気への良心の呵責が「食べない」という選択をしてくれた。
 6時起床のつもりが7時起床。しばし、ピーさん(セキセイインコ)と遊んでから、朝食を食べる。

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◆ピーさん。口癖は「ビール!」。

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◆ごはん100g、味噌汁2杯、納豆、梅干し。4単位400kcal。

 昨晩遅くから降り出した雪は数センチの積雪に。9時10分に家を出て20分には病院到着。入院受付は10時からということで、とりあえず院内のドトールでブレンドコーヒーをすする。10時ちょっと前に案内されて病棟へ。毎回お世話になっている病棟だ。そして、前回と同じ部屋に案内された。ベッドの配置が変わっていたので、28日間にわたって快適に暮らすために、ベッドと床頭台のレイアウトをしばし検討する。延長コードを配線して、床頭台まわりは仕事机と化す。これもいつものことだ。この病棟の常連ということで、看護師さんからの施設に関する説明は省略してもらう。
 さっそく病衣(パジャマ)に着替える。はじめて入院したときは、パジャマ姿になることへの抵抗感が大きくて、短パン・ポロシャツで過ごしていたものだ。おかげさまで入院常連患者になった今は、あっさりと病衣に袖を通せるようになった。それは敗北なのか勝利なのかはわからないが。

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 11時、ターゲスが始まる。この検査は過去の入院日誌にも何度も登場するが、1日の7回の採血をおこなうことで血糖値の変化を詳細に把握するもの。入院中は何度かターゲスをおこなって、食事療法の効き具合を確かめる。ほかに蓄尿などの検査も定番だが、今回それは土日を挟んで来週になるようだ。
 主治医の回診。「来ないじゃないかと心配していました」と言われる。たしかに、ここ数か月は急激に数値が悪化して、治療を諦めたかのような雰囲気もあったかもしれない。とは言え、今回も自分から頼んでの入院である。回診に付き添う病棟の看護師長さんも同じ人。また来たのって顔をされる(されたような気がしただけだと思うが)。入院時の行動パターンを知ってもらえているので、いろいろ助かる部分も多い。飲食店の常連が「いつもの」とオーダーする感じにも近い。ただそれは、せっかく入院しても入院しても、1年ほどで元の木阿弥化している証左でもある。切迫する日本の医療資源を食いつぶしている1人としての自覚はあるのだが。

 12時20分、昼食。

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◆鶏素麺(汁はあとでかける)、もやしおひたし、牛乳180ml。牛乳は残した(在庫として確保した)ので、4.5単位440kcalくらいか。

 これまで300食近くの病院給食を食べてきたが、麺類が出るのは珍しい。麺がのびないように汁が別になっている配慮も嬉しい。ただし、温度はぬるま湯だ。これはしかたがないだろう。ふだんは地獄のように煮えたぎる汁をすすることに幸せを感じているので、物足りなさもあるが不満はない。

 食後、病室が猛烈に暑いのもあって眠気が襲う。しかし、ここで眠ってしまうと、夜が長くなってしまう。眠気覚ましも兼ねて、病院内にあるローソンに出かける。これも、以前は外出着に着替えてから行ったものだが、今回は病衣のままで買い物へ行く。手配し忘れていたウェットティッシュ、ウーロン茶、ストレス解消のコーラゼロを購入。
 14時、2回目の採血(ターゲス)。

 入院中は治療以外することがない。その治療も、ベッドに縛り付けられているようなものではない。規則正しく生活することが治療の基本だ。あとはその成果を測るために血を抜いたり尿を溜めたりして検査していく。だから、時間がたっぷりある。たっぷりあるので、仕方がないから仕事をすることにしている。世の働き盛りは「入院などしてしまっては仕事が滞る」と心配するのが通常だろうが、私の場合はふだんの数倍の効率で仕事が進むのがありがたい。

 17時、3回目の採血。看護師が交代して男性に。ナースキャップをかぶった看護学生を引き連れている。ちょっと慌ただしい感じで、採血後の処置が丁寧でなく、血がだぶだぶと漏れあふれる。

 空腹絶頂。17時45分、夕食配膳。

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◆ごはん195g、豚生姜焼き(脂はすっきり落とされている)、ツナサラダ、煮豆。8.5単位680kcalと見た。

 入院中はなぜかよりストイックな食事をしたがる傾向にあり、ちょくちょくご飯を半分残したりするのだが、今日は空腹に抗しがたく完食。ただ、米の炊き加減が堅くて、胃もたれする感じ。30分ほど横になる。いつのまにか寝落ちしていて、寝汗をかいてしまった。病室が暑いのだ。

 19時半、4回目の採血。ずっと同じ場所(左腕のひじ内側)に針を刺されているので、痛みが出てきた。一発で決めるには良い場所なのだが。嫌な予感がする。
 21時、5回目の採血。案の定、同じ場所から採血。かなりの痛み。採血しにくい体質(体型?)なのは申し訳ないと思いつつも、すこし工夫してくれよ、とは思う。そして消灯。就寝。

 のはずだったのだが、横臥の姿勢になると首と肩に猛烈な痛みが出るので、10分と横になっていられない。いろいろ姿勢(首の位置)を試すのだが、痛みが緩和したと思っても数分後にはじわじわと鈍痛が広がり、ほどなく我慢できない痛みになる。廊下に出てストレッチなどもしてみるが改善せず。痛みと眠気が綱引きをして、眠気が勝った瞬間に眠りに落ちるが、継続した睡眠は2時間が限界だった。
 たしか、2週間ほど前に、いつもの寝違えかな、という首の症状が発現する。朝起きると左腕全体が痺れているが、少したつと痺れは解消する。首と左肩に絶えず鈍痛。コリをほぐそうと首を回すと、激痛を感じる箇所あり。日ごとに痛みはハッキリしてきて、首の付け根が猛烈に張って痛むようになった。枕は使えなくなり、自宅ではタオルを重ねて少しだけ高さをつけていた。毎晩、首と肩まわりにカウンターペインをたっぷり塗布してもらって、強烈なインドメタシン効果で痛みを紛らわせながら就寝していたのだが。
 これはどうにかしなくちゃなるまい。

プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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