01 日記の最近のブログ記事

8月7日(金)

体重測定96.2kg。
やはり停滞。昨日は食べ過ぎの感があったので良しとするか。
午前中は家で読書。
2年前に買っておいた岡田斗司夫著『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)を再読。
当時ぱらぱらと読んで、良いダイエット方法(とにかく食べたものを記録するというレコーディングダイエットを提唱している)だとは思ったが、日々の欲望にまみれて実行していなかった。
あらためて読み直してみると、僕が入院中に学んだり発見したりしたことと、かなりシンクロする。
やはり長く続けるための工夫がキモとなっている。
そう。体重のコントロールは続いてナンボだ。正直に言う。俺は不安で不安で仕方ない。
たしかに、いまは「酒飲みてー」とか叫びながらも、食事への注意を継続しているが、
いつ何時つるりとスリップしてしまうかわからない。

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◆朝食。昨日の夜と同じ。ゆでたキャベツは柚子醤油で食べる。

11時、木古内・知内方面へ出張取材。
まずは、知内の農協へ。ニラを仕切っている玉森さんは、いつも忙しそうだ。
1時間ほど打ち合わせ。
センター長の小西さんと「はこだて和牛」の撮影へ。

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◆目があった。

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◆部外者(俺)を発見して、いっせいに牛舎へ向かって走り出す牛。

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◆はこだて和牛を育てる四人衆。左から2人目の東出さんは「ふっくりんこ蔵部」でもおなじみ。

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◆さっきは逃げたくせに。牛に取り囲まれる俺。

16時すぎ、遅い昼食。
めんどうなのでローソンで買い食い。

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◆204kcalでした。こいつとお茶。あとで野菜ジュースにすべきだったと思った。

木古内から函館へ向かう海岸線の国道。
海(函館湾)越しに、頭だけ出した函館山が見える。
すそ野から街にかけて、真っ白の深い雲が覆う。

17時、事務所。
明日の海藻おしば教室の準備など。
20時、亀田本町の魚長へ。
肉を買う気まんまんだったが、迷っているうちに食べる気が失せた。
ところてんと長ネギを買っておしまい。
店舗2階のダイソーで買い物。はさみや下敷きなど。明日の備品。

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◆妻がつくっておいてくれたお弁当。晩飯におかずだけ食べた。
◆のりはカバかと聞いたら、プーさんだと叱られた。妻は紙切りの特技を持っている。

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◆義母のズッキーニ。生後3カ月の赤ん坊くらい。

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◆肉はあきらめたがホットプレート料理を食べたくて焼き野菜にした。

食パン1.5枚(3単位240kcal)、焼き野菜のための油(2単位160kcal)、
ブルーチーズなど(4単位320kcal)。最後まで迷ったが、今日も酒は飲まなかった。
8月6日(木)

6時に目覚まし時計が鳴る。消す。再セット。眠る。
6時半に目覚まし時計が鳴る。消す。再セット。眠る。
7時に目覚まし時計が鳴る。消す。眠る。
8時10分。飛び起きる。
8時半、あわてて出かける。予定では8時半に病院へ着いているはずだったのに。

8時50分、函館中央病院へ。駐車場はまだ空いていた。
内科受付の箱に診察券を投入。
15分ほどして呼び出し。中央採血室にて採血。
「食事は何時ですか?」と看護師さん。
「今朝は食べてきませんでした。検査の時って食べないんですよね。」
「いいえ。特別な指示がないかぎり、普通に食事をして薬も飲んで来てください。」
そうだったんか。1食損した。

血液検査の結果が出るのを待って診察になる。
日本糖尿病協会発行の専門誌「さかえ」を読みつつ待つ。
ちなみに、退院してすぐに協会に入会したのだ。情報収集は大切だ。
10時20分。診察室の前に。なぜか緊張する。
10時30分、ついに診察室へ。

「お久しぶりでございます。」
「あっ、すこーし痩せた感じですねー。」
「そうなんですよ。意外と減りまして。まぁ、分母が多いもんですから。」
「あはは、そうですね。」
ここで、昨夜遅くまでかけてつくっていた体重変動の資料を登場させる。
「うわ、まめですね。」
「こんな感じで減ってます。」
「96kgまで減ったんですか。すごいですね。退院した後のブログを見ましたが、最初のうちはちょっとがんばりすぎてた感じでしたよね。海藻ばっかり食べてたし。」
「がんばったというか、めんどくさがってただけですが。妻が帰ってきてから、だいぶ食事の彩りが良くなったかと思うんですが。」
「そうそう、そうですよね。なんか、奥さんすごく料理がお上手ですよね。」
「その発言はポイントが高いですよ。」
「それで検査結果なんですが、かなり良くなってますよ。コレステロールは低くなり過ぎちゃってますし。」

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2009年8月6日
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函館中央病院
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GOT  50
GPT  66
γ-GTP  68
LDH  226

総コレステロール  138
中性脂肪(LDL、悪玉コレステロール)  69

UA(尿酸)  6.5

血糖値(朝食前/前日24時)   109

HbA1c 8.6


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数値の比較
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6月15日→6月22日→7月7日→7月11日→7月15日→8月6日
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函館中央病院
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◆体重 ※標準体重:69.157kg
105.6kg → 105.6kg → 104.2kg → 102.4kg → 101.4kg → 96.2kg

◆γ-GTP(アルコールによる肝臓障害の指標) ※正常値:70以下
301 → 206 → 171 → 146 → 131 → 68

◆LDH(乳酸脱水素酵素。肝機能障害の指標) ※正常値:106〜211
360 → 238 → 220 → 216 → 211 → 226

◆総コレステロール ※正常値:150〜219
355 → 259 → 293 → 217 → 191 → 138

◆中性脂肪(LDL、悪玉コレステロール) ※正常値:70〜139
266 → 182 → 217 → 155 → 129 → 69

◆尿酸(UA) ※正常値:2.5〜7.0
7.8 → 7.2 → 8.0 → 8.7 → 7.2 → 6.5

◆空腹時血糖(朝食前) ※正常値:〜110
351 → 229 → 数値なし → 146 → 124 → 109

◆ヘモグロビンA1c(HbA1c) ※正常値:4.3〜5.8
12.8 → 数値なし → 数値なし → 数値なし → 数値なし → 8.6


体は正直だとも言える。
γ-GTPが正常値になったのは15年ぶりくらいじゃないだろうか。
初診の時の検査結果には、数字の横に片っ端から「H」の文字が躍っていた。
high(高い)の表示である。今回はコレステロールに関して「L」と出た。Low(低い)である。
ヘモグロビンA1c(HbA1c:過去1〜2カ月間の血糖コントロール指標)に関しては、
初診時12.8という最悪な数値(これを見て渡邉先生は即刻入院を通告した)だったが、
今回ようやく人並みに悪い数値にまで快復した。

ちなみに、12.8という数字がどれくらい悪いかと言うとですね・・・。
糖尿病手帳というものがあります。
慢性高血糖症(糖尿病)患者が、自分の体の状態や治療内容を把握するための手帳です。
薬局で配布しているお薬手帳のようなもの。
そこに、血糖コントロールの記録として、ヘモグロビンA1cの数値を書き込む欄があります。
そこの最大(つまり最悪)の目盛りが12.5っすから。書けません。
いやー、もう、勝手に死ねよって感じの数値で。我がことながら笑っちまいます。

「血圧はどうですか?」
「薬を飲んだあとの計測だと、平均で120の80くらいですね。」
「そうですか。ちょっと計ってみますね。」
「でも、今日は薬を飲んできていないんで。」
「あっ、悪い。170の98です。」
「あららら。薬はえらい。」
「そうですねー。自分の力ではないってことですね。」
「はぁ、もう少し油断していたかったですよ。」

10時50分、診察終了。
11時25分、案内されて栄養相談室へ。
管理栄養士の外舘さんと面談。ここでも、さっそく昨夜つくった資料を取り出す。
体重変動と退院後の全食事写真。
「やっぱり奥さんが帰ってきてから、すごく食事のバランスが良いですね。私でも、こんなに料理はつくりたくないくらいですよ。」
過分なお褒めの言葉をいただく。
いかにして、この「良い」状態を続けていくか、というお話を繰り返しやりとりする。
「私は、これまでの経験から言って、高山さんの場合は3カ月が山場だと思っているんです。そのころ、たぶん気がゆるむんじゃないかと。」
「いや、それわかります。そうなりたい、という意味ではありませんが、僕は勉強でも仕事でも3カ月以上続いたためしがありませんから。」

ここだけの話ってのもあったので、会話の全部を書けないのだが、ひとつだけ。
「僕は、もっと糖尿病患者や治療スタッフの交流があっても良いと思っているんです。アルコール依存症患者のAAとか断酒会のようなもので、励まし合ったり、確認し合ったり、悩みを語り合ったり、病気の苦しさを笑い合ったりするような。」
「それは私も考えていました。中央病院には、たくさんの糖尿病患者さんもいらしゃってますし。栄養士の立場から、もっと積極的な活動もできるんじゃないかなと思っています。」
この話、かなり盛り上がる。
が、諸事情でここまで。古川さん、あとでお話がありますので。

12時半、お会計。
病院内の銀行ATMでお金をおろす。
ちょうどブースに入ったら、ATM機の裏に入るトビラが開いていて、
奥で分厚い札束を補充しているところだった。
思わず「すげー」と声をだしたら、静かにトビラが閉まった。

売店で、大好きな神戸こむぎ館のパンを購入。
空腹だったので、おもわず4つも買ってしまう。

病院前のアイン薬局へ。どっさり薬をもらう。
糖尿病薬のアマリールが中止となった。高脂血症の薬も半分に。

外は暑い。車内も熱い。さっき買ったサンドイッチは厚い。情けに篤い。
13時半、帰宅して昼食。

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◆検査の打ち上げ。ということで、かなり油断した内容。

うーん、9単位720kcalくらいか。
食べ過ぎて胃もたれ。昼寝をする。

16時過ぎ事務所へ。
妻は篆刻。ついでに、俺の家印(大△:ダイウロコ)も彫ってもらう。
あれやこれやしているうちに23時。

晩飯を迷っていたら、妻がラッピを所望。
ということで、北大前の店へ。

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◆サンドイッチは1枚だけ。ミネストローネとともに。

食べ過ぎた昼を反省した俺の横で、
妻は函館に帰ってきてから二度目の「ふとっちょバーガー」に喰らいつく。

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◆ふてぶてしい風体。

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◆ひとりで完食。ちょっぴり殺意を抱く。

あいつ、あんなに食うくせに、体重は俺の半分である。
この世は不公平に満ちている。
8月5日(水)

体重測定96.1kg。
朝食8時半。

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◆キウイが熟れ熟れ。

ご飯(3単位240kcal)、鮭(1単位80kcal)、大根の味噌汁(1単位80kcal)、
白菜のおひたし、キウイ(1単位80kcal)。しめて480kcalなり。

11時半、高丘町「特別養護老人ホーム 百楽園」へ。
函館大妻高校福祉科3年生の実習の様子を撮影。
この施設には2年にいっぺんくらい取材で訪れている。
ひとことで表現すると、さわやかな風が吹いている施設だ。

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◆がんばれ。実習は2週間。ゲスト(施設利用者)のお顔を紹介できないのが残念だが、みなさんずいぶんと良い表情をしてくれて。良い写真がたくさん撮影できた。

撮影のあいまに何人かのゲストと会話。
98歳のおばあさん。下海岸のお生まれだとか。明治最後の年の生まれになる。
いまの季節は昆布で忙しいから、邪魔にならないように施設に来た、と話してくれた。
耳が遠いようだったが、その他はご健康そうに見えた。
何のことはない会話だったが、なんだか感動してしまった。
「なに、あんた35歳なの。若いねぇ。」
おばあさんから見たら、ほとんど99%の人が若者でしょう。

いったん自宅に戻って昼食。13時半。

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◆オムライス。そして右の皿はズッキーニ(巨大)。5単位400kcal。

ズッキーニは妻が実家からもらってきたもの。
ふつうはキュウリくらいの大きさで収穫するのだが、義母は「大きくなるから」と
ずっしり重くなるまで育てていたんだという。
固くて大味になっているかと思ったら、それほどでもなく美味しかった。
ステーキのようにナイフとフォークで食す。

そう言えば、同じ畑で育てていたカサブランカの花が、
何者かによって切り取られて盗まれたという。
通りに面していない、わざわざ路地を入ってこないと見えない畑なのだが。
心の寒い浅ましい人間がいるもんだ。
義母のご実家のお墓に供えるために育てていたもの。
花を盗んだ人に不幸あれ。

食事後昼寝。15時半に起きて事務所へ。

細々と仕事。ブログ。
ひと段落させて、明日の診察の準備にとりかかる。

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◆体重変化のグラフと一覧表。

この他に、このブログから退院後の全食事の写真とコメントを再編集した資料をつくった。
食事の資料は栄養指導のおりに診てもらうつもり。
かんたんにと思っていたのだが、つくり始めたら止まらなくなって23時すぎまでかかる。

23時半帰宅。晩飯。迷ったが食べる。うまそうだし。

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◆メインは鶏手羽元ワイン煮。うめえ。ぜんぶで5単位400kcalくらい。

入浴。少しでも体重を減らしておこうという魂胆。
明日は診察だ。どんな数値が出てくるんだろう。
8月4日(火)

8時半起床。おっ、天気良いかも。
体重測定96.2kg。
いきなり減った。3回ほど計測し直す。

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◆朝食。自家製ピクルスがさわやか。

10時過ぎ、星野さんから電話。
事務所にNPO法人なちゅらすの赤石くんが来ているという。
電話を替わってもらう。
「近くまで来たんで、お見舞いを持ってきました」とのこと。
すんません。わざわざ。エロ本だろうか。
「けっこうハードです」。超期待。

天気がよいので歩いて事務所へ行くことにする。

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◆我が愛しき小田島川にて。ボラ。成長して、とどのつまりってやつだ。

雑誌などで何度か書いたことがあるんだけど、
小田島川は富岡町3丁目の住宅街に、とつぜん出現する三面張りの川だ。
僕はこの川が大好きだ。
子どものころ、やはり三面張りで直線的な鮫川を飽きずに眺めていたからかも知れない。
昭和2丁目の豪邸(ぷっ)に住んでいたころは、
すぐ裏を小田島川が流れていた。幸せな家だったな。
で、引っ越した先の亀田港町は、その小田島川の下流にある。
北大と港中学校の間を流れて函館港にそそぐ。
下流域では、ボラがすごい。川底にみっちり群れをつくっている。
6月末に、そのボラが酸欠で大量死したというニュースがあったが、
そんなもんじゃ絶滅しなかったようだ。
つくづく小田島川は不自然な川なんだけど、なぜか僕はこの川が大好きだ。
5〜6年前から熱く語っているんだけど、なかなか賛同者があらわれないのが残念である。
同志からのメールをお待ちしています。

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◆まっつぐ昇る飛行機雲。

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◆晴れた、と言っても、こんな感じの雲がかかってるんだよね。

45分ほどで事務所に到着。

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◆赤石くんからのお見舞い。仙石くんによればレアな逸品だそうだ。こちらを参照。

エロ本じゃなくて心底残念。うそうそ。ありがとう。
次はファーストガンダムの144分の1「ボール」で良いので。

ああ、俺のガンダムは1年戦争だけなのさ。

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◆昼飯。カミさんが書道展の設営にいっていたので簡単に。83kcal。1単位。

17時過ぎ、「港まつり」最終日に行く。
会場の函館駅前は、事務所から歩いて10分くらい。

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◆駅前の交差点。この先から松風町電停の交差点までは歩行者天国に。

「函館港まつり」の様子は別項にて。
19時半過ぎに会場をあとにした。

カミさんと晩飯の相談。
外食の気分だな、ということで、長らく夫婦の懸案事項となっていた店へ。

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◆はい。けっこう見知っている人は多いのではないでしょうか。

北斗市七重浜「和食屋 七福神」。国道227号沿いです。
「北斗料理」「すっぽん」「ふぐ」と大書された看板に見覚えあるでしょ。

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◆晩飯のつもりで行ったのに、思わず刺身とか注文しちゃう。

夏刀魚の刺身(500円)。
「それって、やっぱりサンマって読むんですか?」
「そうですよ。いまは夏でも獲れるからね。」
そうなんだ。こんな記事があった。

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◆天ぷら盛り合わせ。ご家庭の味って感じ。玉ねぎ甘し。

ご飯は北斗市大野「ななつぼし」。
この間までは「ふっくりんこ」だったという。ぜひ、戻してください、とアピール。

ぜんぶで10単位(800kcal)ほどか。
サンマの刺身以外は半分こで食べた。


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◆「高い」って噂を耳にしていたが、ごく普通のお値段。むしろお安い。

すっぽん料理は要予約。最短で3日前。確実を期すなら、1週間以上前に予約すること。
1匹12000円。2人で食べるのが適量で、すっぽんづくしのコース料理を堪能できる。

ふぐ料理も要予約。同じくお早めに。
コースは8000円。いや、7000円だったかな。忘れちゃった。
1匹か1人の値段かも聞き逃した。
でも、お店はお一人で切り盛りしてるんで、かなりお安くしてるよと話してた。

いやー、酒を飲みたかった。
飲みたくて飲みたくて飲みたくて飲みたくて、たまらなかった。
「俺は飲む」と小声で宣言すると、妻が眉間にシワを寄せやがる。
くそ。さっき、駅前ではキミも飲む気ありありだったのに。

お会計2500円。

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◆予約済みのすっぽん様。首がめちゃくちゃ伸びる。かわいい。でも、うまそう。
8月3日(月)

7時半起床。
体重測定97.3kg。久しぶりに減った。
木曜日の診察までに、あと1kgくらい痩せられるだろうか。
6月15日の初診日から8.3kgの減量。
今後はだんだんと痩せにくくなるだろうから、
今年の年末までに90kgを切るのを目標にしようと思う。
その辺まで減らすと、そろそろ俺に体重が追いつかれる人も出てくるだろう。

入院前、ジーンズのウエストは110cm(44)だった。
退院直前に買ったジーンズは105cm(42)。
ためしに、タンスの奥にしまってあったジーンズを引っ張り出してみる。
ウエスト96cm(38)。ちょうどぴったり。
さらに、過去の地層から掘り出したジーンズは91cm(36)で、これはちょっときつかった。
もっとも最下層から発掘されたものは81cm(32)である。
このときの体重は78kgくらい。
当時の彼女(つまり現在の妻)に痩せろと言われて奮発したころだ。
あれから約10年。当時の服は1着も捨てていない。
ふたたび日の目を見ることができるのだろうか。

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◆8時半の朝食。

バナナ、食パン2枚、味噌汁(なめこ)、キャベツ酢炒め、目玉焼き(しょうゆ派)、自家製ピクルス。
あー、久しぶりに納豆が食べたいなぁ。

10時、事務所。
支払いなどの計算。ため息。
11時半、東川町「函館市女性センター」へ。
8日にある「海藻おしば」講座の下見。ちょっと教室が狭いかもしれない。
すでに定員20組(46人)はいっぱいでキャンセル待ちの状態。
もろもろ確認して、あとは当日ということに。
センター内にある談話室のカフェ「喫茶 まったり屋」で昼食。

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◆あわせて950円。パンダトースト(上)にはバニラアイスが付いてくる。

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◆トーストサンドは具だくさんのしっかり味。うまい。
◆メニューは多くないが、お安くて美味しくておすすめ。

14時半、デザイナーの敦賀さんの事務所。
函館酒場寄港の話。豚タンのスモークとサラミをいただく。
そういや、カミさんのお土産(サンミート木村のホルモン)を持って行くの忘れてた。
FMいるか「いるかプレス」の夏号を見せてもらう。
いちおう表紙の記事だけ書いているんだけど。
はっきり言って、ちゃんと配布しているかどうかあやしいな。
配置先であるはずの魚長でもハセストでもセイコマでも、ぜんぜん見つからない。
いまだに前号が置いてある店もある。
情報媒体として、広告媒体として、そういうのはダメだ。
新聞の押紙より悪いわ。

15時、イラストレーターのかわむらさんのところ。
「そう言えば、入院の件はどうなったんですか?」
「あっ、してましたよ。2週間ほど。」
「マジすか?」
「もう毎日忙しくブログを書いてました。」
「ひゃー、ぜんぜん知りませんでしたよ。そう言えば、ちょっと痩せましたよね。」
「くくくく、ありがとう。8%ほど減量したんですよ。」
「どんな病気で入院したんですか?」
「糖尿病ですね。食事療法と投薬が中心なんだけど。」
「よく入院できましたね。忙しいのに。」
「いやー、ちょうどうまいぐあいに仕事の狭間ができたし。それに、けっこうマジでヤヴァイ状態だったからね。」
「僕らとしては、なんか、高山さんて最後の牙城的な存在なんですよ。ほら、ブログとか読んでると、こう言っちゃなんですが、まじめそうな顔してヒドイ生活してるじゃないですか。」
「あははっは。それ、弟にも言われたわ。」
「でも、糖尿病ってどんな病気なんですか?」
「ほうっておくとヤヴァイよ。マジで。いろいろと合併症があって、言われてみればあれもこれもそれも糖尿病の兆候だったのねって感じ。」
「どんなふうになるんですか?」
などと、まずは病気話。そして、デブ話へ移行。
「1割もやせてないのに、もう8kgちょっと減ったからね。」
「すごいっすね。」
「でもさぁ、あんまり『痩せましたね』って言われなくて。」
「顔が少し細くなったって感じですかね。いや、お腹もへこんだかも。」
「今朝、かつて着用していたジーンズをはいてみたんだけど。」
「どうでした?」
「いやー、ぴったりだったよ。まだ、36インチはきつかったけど。」
「あーあー、それくらいになると、デブコーナーに行かなくても服を買えるんですよね。」
「そうそう、そうなんだよ。で、くそ高いんだよね。デブ服って。」
「やっぱ生地をたくさん使うからでしょうね。」
「うん。それと、コンプレックスには『高く』つけ込むのが基本だから。ハゲとか包茎とか。」
さらに、病院話も。
「・・・で、それがすっごく・・・・なわけ。だって、背伸びしながらコラーって感じですよ。」
「うわー、すげー萌える!」
「だよねー。もう、中央病院はイチオシっすよ。」

16時、事務所に戻る。
お隣で星野さんから、これ読んだ、と『函館物語 昭和の函館から』を渡される。
記録写真家で郷土史家の金丸大作さんの写真集。
残念ながら、お粗末な部分が散見。
もしかすると、著者の手が届かない部分で、やっつけ仕事がおこなわれたのかも知れない。
詳細は別記事にゆずる。

20時、万代食堂で晩ご飯。

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◆からし菜のおひたしが美味。

カミさんは書道の集まりへ。
事務所で原稿、ブログ。
8月2日(日)

8時半ころ起床。体重測定97.8kg。
もうひと押しなんだけどな。

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◆朝食。9時半。右上のバターは食べていない。

食パン1枚(2単位160kcal)、ゆで卵(1単位80kcal)、ルバーブジャム。
荒めに切ったキャベツの千切りが朝にぴったり。

11時、なんとなく長崎屋へ。

僕たちの世代にとって、長崎屋はワンダーランドだった。
(と書いてみたが、ワンダーランドの原義はよくわからない。)
ごく幼少時(昭和40年代末)は、お出かけと言えば大門である。
「さいか」の屋上で遊んだ後は、フタバヤでラーメンを食べ、ソフトクリームも舐める。
手をべとべとにしながら。
2〜3歳のころに赤川町(赤川通町)へ引っ越した。
引っ越した記憶はないが、赤川の家や周辺の記憶は残っている。
父は30歳を前にして、建て売りながら一戸建てを購入したことになる。
原野に家が十数軒建っていた感じだ。あくまで記憶のみを頼りに書いているが。
幼稚園(亀田ゆたか幼稚園)の夏休み前に本通に引っ越した。
これは覚えている。今度は新築である。
当時、ボーニミサワホームというハウスメーカーがあり、そこで建てた。
父は30歳そこそこで新築を手にしたわけである。つくづく船員の稼ぎはすごいもんだ。
この前後に、5歳下の弟が生まれている。
本通(当時の住所は本通町356。その後、本通4丁目27に変わった。)は、
いも畑を住宅街にした街だ。農住団地と呼ばれていた。

・・・農住団地(のうじゅうだんち):『函館市史 通説編第4巻』から引用(一部編集)
 大団地として造成されたのが、五稜郭公園の裏手、本通地区の「亀田中央団地(農住団地)」である。「″安値が花″の人気」を博したこの団地造成は、函館市本通中央土地区画整理組合が施行した。本通地区の農家などが休耕田や原野を供出し、農地の切り売りを防ぎ、団地造成による土地の付加価値を高めて、離農農家の収入の安定を図るのがおもなねらいであった。
 約48万平方メートルにおよぶ水田などが約1200区画の宅地に造成されていった。さらに小学校、中学校の開校や公園、保育所の開設、道路、下水道の整備にともなって追加造成がなされ、最終的に約50万9000平方メートルの水田地帯がベットタウンに生まれ変わった。
 このような住宅団地の造成は、昭和30年代から40年代にかけて函館市内の農地の約2割を消滅させ、景観も大きく変わった。

つまり、僕はいわゆるニュータウンで育ったわけだ。
実家のあるあたりは、その北側の端に位置していたた。
そのめか、区画(道路)はわりと乱雑で、行き止まりや袋小路がたくさんあった。
周辺は住宅よりも畑の面積の方が広かった。
実家の前は、素晴らしい黒土の道路で、雨が降るとよくぬかってすべった。
近くを流れる鮫川には、戸板のような橋がかかり、手すりさえなかった。
蒸気機関車(D51)が展示された大きな公園があり、その隣に生協と農協があった。
実家の2階の窓や屋根からは四方を見渡せた。
高い建物は公園の前にあった市営団地と五稜郭タワーくらいで、
函館港と函館山を見渡せた。ドッグのクレーンが並んで見えた。
そして、小学校(日吉ヶ丘小学校)に入学したころ、
美原に長崎屋とイトーヨーカドーが、たしかほぼ同時にオープンした。
母は長崎屋の正社員として働くことになったので、
僕はだんぜん長崎屋を贔屓にしていた。
長崎屋の看板(あのヒヨコのマーク)は大きくて、実家の窓からも見えるほどだった。
なぜか誇らしげな気持ちだったことを覚えている。

で、話はようやくワンダーランドに戻る。
長崎屋には、噴水があり、ゲームコーナーがあり、HBCラジオのサテライトスタジオがあり、
ファミリーレストランがあり、玩具屋があり、テレビ電話があり(たしか電電公社のフロアがあった)、
ロッテリアがあって、とにかくいつでも人がいっぱいいた。
迷子の呼び出しもたくさんあったもんだ。次々と。
僕は危険を犯すタイプではないので呼び出されたことはなかったが。
家族で長崎屋へ行くことはレジャーだった。
ついでに、地下銘店(東京羊羹の支店があった)で母の働く姿を見てくる。
そんな場所だった。嬉しくて、誇らしくて、楽しくて。そんな場所だったのだ。

やはり長崎屋っ子である同世代のカミさんと、
長崎屋函館店のかつての栄光を語りあいながら店内をぶらつく。
(ここでようやく日記に戻る。)
あの安っぽいラーメンや焼きそばや粉ものを食べた広い食堂は閉鎖され、
噴水の水は枯れ、色とりどりの照明は消され、
アリス(フタバヤ)や小いけ(元祖じゃない方ね)があった飲食店街は薄暗く、
当時から生き残っている店は梅寿司だけだった。
ガンプラ(当然朝から並んで整理券をゲットする必要がある)や
ファミカセ(くるくるランドなど)を買った玩具コーナーは、かなり以前からなくなっていた。
1時間以上かけて、いま現在の長崎屋を隅々まで歩きまわった。

14時半、長崎屋から同じ産業道路沿いのプルスタテラスで昼食。
夜は焼き肉がメインだが、昼はランチメニューをどうぞ、と。
カミさんは2度ほど利用したことがあるが、俺は初めて。

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◆サラダ、冷麺、ビビンバとか。半分ずつ食べる。ふたりで2000円以下。

昭和2丁目のブックオフ。2時間ほど立ち読み。
めまいがひどくならないように、あまり背表紙を凝視しないように探書。
ふたりで20冊ほど購入する。ま、半分以上は100円だけど。

小宮信夫『犯罪は「この場所」で起こる』
鎌田寛『病院なんか嫌いだ』
『BL新日本史』『看護婦の世界』『大学病院ってなんだ』
『医師がすすめるウォーキング』『老人介護 常識の誤り』
立花隆『農協』
三宅乱丈『ぶっせん』
吾妻ひでお『ななこSOS』『オリンポスのポロン』『ネオ・アズマニア』
北尾トロ『危ないお仕事!』『怪しいお仕事!』
『新しい日本酒の話』『ビール大全』
高橋葉介『仮面少年』『夢幻紳士』
『全国アホ・バカ分布考』『ダーリンは外国人withBABY』
竹内薫『99.9%は仮説』 とか

くたくたになって帰宅。
足が痛い。体重測定をすると食後で97.5kg。立ち読みの代謝も侮れず。

木古内の東出さんから電話。
「明日も天気良くねぇから撮影は延期にすんべや。
 火曜日から鹿児島だから、金曜日で予定してみるべ。」

19時半、入浴。
ほんとうに長風呂ができるようになった。汗がたくさん出て気持ちが良い。
週刊新潮を朗読(読み聞かせ)しながら湯船に沈んでいた。

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◆21時に晩飯。

ところてん(100g4kcal)、キャベツ炒め(1.5単位120kcal)、食パン2枚(4単位320kcal)、なめこの味噌汁2杯(2単位160kcal)、たたっきゅうり。

24時ころ就寝。
8月1日(土)

9時過ぎに起きる。
体重測定98.0kg。停滞気味。

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◆10時ちょい前に朝食。鶏手羽元は昨夜の残り。低脂肪ヨーグルト。

昼ごろ事務所。ブログを書く。14時ごろ帰宅。
昼食を食べ損ねたまま15時前から散歩へ。
雨塚踏切を渡って昭和公園。新五稜郭ニュータウン手前の踏切を渡る。
旧ホテルオークランドの横を抜けて国道5号。

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◆たぶん帝王貝(ムギワラギク)。妻によればドライフラワーにするんだそうだ。

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◆こちらは食用菊。お名前は「もってのほか」だって。おもしろい。

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◆「ささげ」が正式名称らしい。でも迷って「ささぎ」と言ったりする。

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◆代金とともに良心をも請求される。欲張りな箱だ。

産業道路まで歩いて空腹を覚える。
16時半、ヴィクトリアで遅い昼食。

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◆俺はサラダバーのみ。これを4回おかわりした。

ホクレンショップでお買い物。
ここを折り返し地点にして帰宅することに。

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◆真鍋博の挿絵のようだ。「エヌ自動車」なら完璧。わかる人は同志だ。

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◆国道5号の街路樹。トチノキ。「モチモチの木」の木。

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◆事件か。忘れ物か。昭和公園にて。

18時半、帰宅。
ゆっくり歩いていたので、しっとり汗ていど。
雲が厚く肌寒かった。

お腹が空かず。
このまま眠ろうかと思っていたら、21時すぎに空腹がやってきた。
ということで晩飯を食べることにする。

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◆野菜をホットプレートで焼く。ガーリックフランスパン。チーズは大好きなブルーチーズなど。

玉ねぎがすごく甘かった。ズッキーニうまし。
7月31日(金)

晴れ。とは言え、暑いって感じでもない。
頭が痛い。二日酔いか寝不足か。あれっぽっちで。
体重測定98.3kg。

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◆さわやかな朝食。

好物のラタトゥイユ(トマトの野菜煮込み)、フランスパン、野菜スティック、味噌マヨ、ルバーブジャム。
ラタトゥイユには、ズッキーニ・しめじ・玉ねぎ・茄子・ニンニク、それにトマトが入っている。

10時半、函館中央病院。今日は耳鼻科の診察。
聴力検査、T医師の診察。
血糖コントロール入院してから、めまいが再発したことを伝える。
ただし、耳鼻科的には眼球の揺れも聴力の低下もないので、
なんとも断言はできないという。
めまいはまぶしさ(瞳孔が開いた状態)とともに症状があらわれるので、
やはり眼科の診察をしておいた方が良いのかも。
「なるべく薬は減らした方が良いでしょう」 とも言われた。
どうしても、めまいを感じるとプラシーボ的に飲んでしまう。
次は9月頭の診察。腎臓生検で入院する直前だ。

精算後、2週間前まで世話になっていた病棟へ。
同室で知り合ったSさんのお見舞い。
病室を覗いてみたら空きベッドになっていた。あれ、まだ手術は先のはずだけど。
看護師詰め所で聞いたら、たったいま、別の階に移動したという。
そうか。手術の準備だな。
2フロアほど下がって、看護師詰め所で病室を確かめる。
名前を聞かれて、少々お待ちください。
看護師さんが戻ってきて、いま不在のようです、と。
そっか残念。名刺を置いて帰ろうとすると、うしろから「高山さん」と声をかけられた。
トイレに行ってたみたい。
「俺がいちばん長くなっちまったよ」とSさんと話はじめる。
僕が退院した後の病棟おもしろ話をいろいろ聞く。
笑いすぎて涙が出た。ここでは書けないのが残念だ。
興味ある人は、僕が酔っているときに「例の病院話をしてれよ」と 囁いてください。
1時間ほど話し込んで、では、また手術後に、と言って別れる。

病院前の薬局。いつも「お薬手帳はお持ちですか」と聞かれるので、
それはつくれるんですか、と聞くと、はい無料です。なんだそうなんだ。
じゃ、ちょうだいよ。あんまり積極的じゃないのかなぁ。
ただし、記録を記載するのに1回40円ほど必要だという。それは問題ないのに。

事務所に戻ってメールチェック。
「ハコダテ150」のML内で意見いろいろ。
メールは情報交換や情報共有には適しているが、
どうも議論するのは不得手だ。面と向かっていないと、意見の押し引きが難しい。
譲れない部分と譲っても良い部分をうまくハンドリングできない。
どうしても、遠慮しすぎるか、すべてを無視するか、といった具合になる。
適度な笑いも入れられないし。
メール1本に半日くらいかかったりするし。
よっぽど短時間でも顔を合わせて話し合った方が、結果も精神も良いような気がする。
まぁ、単に得手不得手の問題なのかも知れないけど。

文章を書くということは、少なからず「思想」や「意見」を表明することである。
いっさいの「判断」や「意思」のない文章はありえない。
もし、主張のない文章を書いたとすれば、
それは「主張をしない」という主張であると受け取られるということになる。
とは言え、自分の考えを強力声高に叫んでも、
すべての人の耳に届くわけでも、しっくり腑に落ちるわけでもない。
そこは、「伝わる」工夫をしなければダメだ。

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◆昼食。また「ひな野」。ご飯は30%ほど残して妻にあげた。

メニューは1カ月に1回変わるみたいだな。
前回と同じ料理が並んでいた。で、やはり前回とものを皿に盛りつけ食す。
もうちっと工夫しても良いところだが。

同じショッピングモールでぶらぶら。
青い鳥のやっちに会う。「カレーですか?」と聞かれた。
それは、たまたま前に吉田商店で会ったからだろ。
痩せましたねと言われずに悔しい。

書店で本を物色。あー、目が回る。
カミさんのものと合わせて10冊ほど購入。
帰宅。
家で仕事をしようと思ったらパソコンを忘れてきたみたいだ。

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◆晩飯。鶏手羽元のさっぱり煮。超大好物。軟骨までカリコリ食べる。

水菜がさわやか。春菊のごま和え。大根とニンジン。ラタトゥイユ。フノリの味噌汁。
さっぱり煮がいつもより甘い。なぜかなと思ったら、人工甘味料を使ったからだろうと結論。
嫌みな感じはしないが、けっこう甘みが残るんだな。

DVDで「トリック劇場版2」を見る。テレビドラマなんぞは、ほっとんど見ないんだけど、
「トリック」だけは何度も見直してしまう。仲間由紀恵が好きだから。

24時過ぎに就寝。3時ごろ痒くて起きる。
足の人差し指の先っぽを刺された。がっつり痒い。
やり場のない怒りを覚えつつ、蚊取り線香を焚いて最就寝。くそ。
7月30日(木)

7時半起床。今日は天気が良いようだ。
夏は嫌いだけど夏にはちゃんと夏にならないとやっぱりまずい。

体重測定97.3kg。減った減った。もうちょっとで10kgの減量だ。
つーか、10kg減ってもこの体重だけど。

8時半ころ朝食。
魚肉ソーセージって、けっこううまいな。
ふのりの味噌汁に滋養を感じた。

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◆今夜は4週間ぶりの飲酒ということで、ご飯は少なめ。

10時ころ事務所へ。
わりと良い天気だなー。田んぼの撮影に行けば良かった。
12時過ぎ、妻が弁当を持ってくる。

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◆渦巻き模様に市松模様。お魚醤油入れが渦潮を泳ぐの図。

ご飯(3単位240kcal)、鮭(1単位80kcal)、キャベツ炒め(0.5単位40kcal)、ズッキーニ炒め(0.5単位40kcal)、梅干し。満足。

1時間ほど床に転がって昼寝。つま先が冷たくなっていた。
起きて銀行へ。残高を見ながらため息をつく。

18時帰宅。着替えて電話を待つ。
18時半、NCVの一森さん着。本日の収録先、新川町「おくしり」へ。

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◆市役所前から街を縦断する広小路(グリーンベルト)沿いにある。

店主のキャサリンは奥尻島初松前出身。
中学卒業後、集団就職で静岡県へ。


なぜ、この場所に店を、と聞いたら、ご両親の家があったからとのこと。
お店はもう少しで開店20年。
キャサリンは(きっと)10歳くらいから店を切り盛りしてきたんだろう。

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◆奥尻と言えばウニでございます。トゲの長いムラサキウニです。淡麗な味が好き。

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◆陽気な酔客たち。左がキャサリン。赤川中が最凶ということ話になった。本中の皆さんゴメンなさい。

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◆カメラマン兼ディレクターと。

ビール(ジョッキ)3杯、焼酎ロック1杯、塩水うに、イカ刺し。

なんかね。もっとがぶがぶ飲もうと思ったんだけどね。
あの、あれ、どうしても頭でカロリー計算しちゃったりして、
以前のように飲酒できなかった。やっぱ、日々の練習は大切だと思うわけで。
お客さんとのからみは楽しかったんだけどね。
お店の魅力をうまく紹介しきれなかったような。

どうしようかと悩む。

とっぷり収録が長引いて、午前0時過ぎに帰宅。
7月29日(水)

7時半起床。体重測定98.1kg。朝の快便がないためと思われる。
8時半朝食。

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◆皿数が多いと食事が楽しくなる。

食パン、フルーツヨーグルト、キャベツ千切り、唐揚げ、ピーマン、キウイ、ルバーブのジャム。
赤ワインのように見えるのは麦茶。
ルバーブは6年ほど前に始めて食べた野菜というか、なんというか。
見た目はフキみたいな感じ。食物繊維が豊富。酸味がここちよい。
ひかりさんからいただいたパルスイート(0kcalの甘味料)を使ってジャムにしてもらう。
入院中に購入していた書籍『もっと からだにおいしい 野菜の便利帳』(高橋書店)で
ルバーブを調べると「豊富な繊維質は大腸の毒素と余分な脂肪分を取り除き、便秘解消や動脈硬化予防に役立つ」とあった。
ちなみに、この本は充実した内容でおもしろくて使える本だが、デザインも素晴らしい。

10時半、事務所。
ちょこっと仕事してたら昼。

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◆もちろん、食べたのは1つ。

おにぎりは「ふっくりんこ」だ。
5合炊いて150g(3単位240kcal)ずつ小分けして冷凍したもの。
少しずつ炊くのは効率悪いので。
さすが「ふっく」。炊きたてはどんな米でもうまいが、冷めても美味である。
高野豆腐、トマト、キャベツとワカメのマスタード和え、百合根。

仕事しつつ、アマゾンから届いた
『へうげもの 9服』『弱虫ペダル 6巻』『もやしもん 8巻』を読みつつ。
隣ではカミさんが書道の作品を書いていた。

星野さんが、例の「生キャラメル」の店に寄って「REA」の件を聞いてきたという。
店員は「そうですかぁ。上の者に相談してみまぁす」と対応。
ちなみに商品パッケージも「REA」だった。こういう独特の表記があるんだろうか。
1粒もらって食べる。ふつうの味。口溶けが、あの生キャラメルより固い感じだ。
半分食べて、惜しみつつ口から出す。甘みが愛おしかった。

20時、万代町「毎度おおきに食堂」へ。
ここはいわゆる全国チェーン店である。いつも気になるのは、
商品POPに「函館直送イカの刺身」ってのがあること。
このPOPだけは掲示しない方が良い気がするんだが。
まぁ、この店でイカの刺身を食べることはないんだけどさ。

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◆ぜんぶで450円くらい。ご飯と味噌汁が無料だったので。

秋刀魚煮付けは2切れ入っていたが、ひとつはカミさんにあげた。
生姜大根煮、枝豆豆腐の冷や奴、梅干し、ご飯、味噌汁。
全体的に味付けが濃い。甘い。飯をがっつり食えるようになっている。
味噌汁が塩辛いだけで最悪。何度も沸騰させちゃいましたという味。
味噌の風味が完全に飛んでしまっていた。無料だからか。だとしたら、あまりにも。
2口飲んで残す。

20時半、妻を書道の師匠のご自宅に送る。
事務所に戻って仕事の続き。
22時過ぎ、師匠宅で妻をピックアップして帰宅。
なぜか、両脚がひどくだるくて、ぐいぐいと踏みつけてもらった。
いつのまにか就寝。

プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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