8月31日。お祭から一夜明けて、港に別れのテープが舞う。
テープの送迎は、去りがたさと別れのときをあまりに明確に表現するから、
目にするたびになんだか涙がこみあげる。
◆テープを用意する石岡さん夫婦(島漁師・民宿いしおか)。
ぜんぜん関係ないが、この2日前にスイカをごちそうになった。石岡さんはイカ釣り漁師なのだが、今年の檜山沖日本海の真イカ漁は不調。いつも明るい石岡さんが、「このまんまじゃ、おれたち死んじゃうよ」とつぶやいた。切実である。日本海のイカよ、奥尻へ戻ってこい。
8月31日。お祭から一夜明けて、港に別れのテープが舞う。
テープの送迎は、去りがたさと別れのときをあまりに明確に表現するから、
目にするたびになんだか涙がこみあげる。
◆テープを用意する石岡さん夫婦(島漁師・民宿いしおか)。
ぜんぜん関係ないが、この2日前にスイカをごちそうになった。石岡さんはイカ釣り漁師なのだが、今年の檜山沖日本海の真イカ漁は不調。いつも明るい石岡さんが、「このまんまじゃ、おれたち死んじゃうよ」とつぶやいた。切実である。日本海のイカよ、奥尻へ戻ってこい。
引き続き8月30日におこなわれた奥尻町「なべつる祭」の様子から。
すっかり取材に来ていることを忘れて、ビールを飲み続けること6時間。
奥尻港に接岸していた掃海艇からラッパの音が。
◆6時20分過ぎ。気が付けば夕暮れ。信号ラッパと呼ばれる楽器らしい。晩ご飯を知らせる曲だったのかな? 僕は相変わらずビールをラッパ飲み。
8月30日(土)、奥尻島の「なべつる祭」を楽しんできた。
島でおこなわれるお祭(5月:島開き、6月:賽の河原祭、7月:室津祭)の締めくくりだ。
◆黒毛和種「おくしり和牛」のステーキ(ロース300g 2500円)。7年越しの念願が叶って、ようやく口にできた。適度な歯ごたえ、丸みのある牛脂、思わず口からあふれそうになる肉汁。ふだん島では食べられない(奥尻湯ノ浜温泉ホテル緑館では要予約の追加料理として提供)。
お祭は朝の10時からスタート。
前日に島へ渡り準備万端。朝から晩まで会場でビールを飲んでいた。
おかげで日焼けしてオデコが痛い。
すっかり恐縮しつつ再開。
皆さまの催促と期待の声に感謝。ご迷惑をおかけした恩人に平謝り。
というわけで、リハビリ的にサボっていた2カ月間のことを書いていきます。
今年の道南の夏を感覚的にふり返ると、
気温はやや高めで湿度はかなり多め、曇天と快晴がそれぞれ長く続き、
お盆を終えたら風はあっさり秋になった。
少しぶり返した暑さのなか、先週の金曜日から奥尻島に行ってきた。
いつもは夏の観光オンシーズンに島へ渡るのを避けているのだが(理由は以前たぶん書いたはず)、
今年は7月と8月だけでも島を3度訪問して計9日間滞在した。
夏の終わり、奥尻では島の三大まつりのひとつ「なべつる祭り」が開催された。
そのレポートは次回にて。
※9月2日情報追加(江差函館間の交通に関して)。
◆8月31日、JR江差駅にて。函館までの帰り道にJRを利用した。実は江差線に乗車するのは初めて。
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