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8月7日(金)

体重測定96.2kg。
やはり停滞。昨日は食べ過ぎの感があったので良しとするか。
午前中は家で読書。
2年前に買っておいた岡田斗司夫著『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)を再読。
当時ぱらぱらと読んで、良いダイエット方法(とにかく食べたものを記録するというレコーディングダイエットを提唱している)だとは思ったが、日々の欲望にまみれて実行していなかった。
あらためて読み直してみると、僕が入院中に学んだり発見したりしたことと、かなりシンクロする。
やはり長く続けるための工夫がキモとなっている。
そう。体重のコントロールは続いてナンボだ。正直に言う。俺は不安で不安で仕方ない。
たしかに、いまは「酒飲みてー」とか叫びながらも、食事への注意を継続しているが、
いつ何時つるりとスリップしてしまうかわからない。

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◆朝食。昨日の夜と同じ。ゆでたキャベツは柚子醤油で食べる。

11時、木古内・知内方面へ出張取材。
まずは、知内の農協へ。ニラを仕切っている玉森さんは、いつも忙しそうだ。
1時間ほど打ち合わせ。
センター長の小西さんと「はこだて和牛」の撮影へ。

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◆目があった。

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◆部外者(俺)を発見して、いっせいに牛舎へ向かって走り出す牛。

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◆はこだて和牛を育てる四人衆。左から2人目の東出さんは「ふっくりんこ蔵部」でもおなじみ。

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◆さっきは逃げたくせに。牛に取り囲まれる俺。

16時すぎ、遅い昼食。
めんどうなのでローソンで買い食い。

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◆204kcalでした。こいつとお茶。あとで野菜ジュースにすべきだったと思った。

木古内から函館へ向かう海岸線の国道。
海(函館湾)越しに、頭だけ出した函館山が見える。
すそ野から街にかけて、真っ白の深い雲が覆う。

17時、事務所。
明日の海藻おしば教室の準備など。
20時、亀田本町の魚長へ。
肉を買う気まんまんだったが、迷っているうちに食べる気が失せた。
ところてんと長ネギを買っておしまい。
店舗2階のダイソーで買い物。はさみや下敷きなど。明日の備品。

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◆妻がつくっておいてくれたお弁当。晩飯におかずだけ食べた。
◆のりはカバかと聞いたら、プーさんだと叱られた。妻は紙切りの特技を持っている。

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◆義母のズッキーニ。生後3カ月の赤ん坊くらい。

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◆肉はあきらめたがホットプレート料理を食べたくて焼き野菜にした。

食パン1.5枚(3単位240kcal)、焼き野菜のための油(2単位160kcal)、
ブルーチーズなど(4単位320kcal)。最後まで迷ったが、今日も酒は飲まなかった。
8月6日(木)

6時に目覚まし時計が鳴る。消す。再セット。眠る。
6時半に目覚まし時計が鳴る。消す。再セット。眠る。
7時に目覚まし時計が鳴る。消す。眠る。
8時10分。飛び起きる。
8時半、あわてて出かける。予定では8時半に病院へ着いているはずだったのに。

8時50分、函館中央病院へ。駐車場はまだ空いていた。
内科受付の箱に診察券を投入。
15分ほどして呼び出し。中央採血室にて採血。
「食事は何時ですか?」と看護師さん。
「今朝は食べてきませんでした。検査の時って食べないんですよね。」
「いいえ。特別な指示がないかぎり、普通に食事をして薬も飲んで来てください。」
そうだったんか。1食損した。

血液検査の結果が出るのを待って診察になる。
日本糖尿病協会発行の専門誌「さかえ」を読みつつ待つ。
ちなみに、退院してすぐに協会に入会したのだ。情報収集は大切だ。
10時20分。診察室の前に。なぜか緊張する。
10時30分、ついに診察室へ。

「お久しぶりでございます。」
「あっ、すこーし痩せた感じですねー。」
「そうなんですよ。意外と減りまして。まぁ、分母が多いもんですから。」
「あはは、そうですね。」
ここで、昨夜遅くまでかけてつくっていた体重変動の資料を登場させる。
「うわ、まめですね。」
「こんな感じで減ってます。」
「96kgまで減ったんですか。すごいですね。退院した後のブログを見ましたが、最初のうちはちょっとがんばりすぎてた感じでしたよね。海藻ばっかり食べてたし。」
「がんばったというか、めんどくさがってただけですが。妻が帰ってきてから、だいぶ食事の彩りが良くなったかと思うんですが。」
「そうそう、そうですよね。なんか、奥さんすごく料理がお上手ですよね。」
「その発言はポイントが高いですよ。」
「それで検査結果なんですが、かなり良くなってますよ。コレステロールは低くなり過ぎちゃってますし。」

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2009年8月6日
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函館中央病院
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GOT  50
GPT  66
γ-GTP  68
LDH  226

総コレステロール  138
中性脂肪(LDL、悪玉コレステロール)  69

UA(尿酸)  6.5

血糖値(朝食前/前日24時)   109

HbA1c 8.6


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数値の比較
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6月15日→6月22日→7月7日→7月11日→7月15日→8月6日
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函館中央病院
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◆体重 ※標準体重:69.157kg
105.6kg → 105.6kg → 104.2kg → 102.4kg → 101.4kg → 96.2kg

◆γ-GTP(アルコールによる肝臓障害の指標) ※正常値:70以下
301 → 206 → 171 → 146 → 131 → 68

◆LDH(乳酸脱水素酵素。肝機能障害の指標) ※正常値:106〜211
360 → 238 → 220 → 216 → 211 → 226

◆総コレステロール ※正常値:150〜219
355 → 259 → 293 → 217 → 191 → 138

◆中性脂肪(LDL、悪玉コレステロール) ※正常値:70〜139
266 → 182 → 217 → 155 → 129 → 69

◆尿酸(UA) ※正常値:2.5〜7.0
7.8 → 7.2 → 8.0 → 8.7 → 7.2 → 6.5

◆空腹時血糖(朝食前) ※正常値:〜110
351 → 229 → 数値なし → 146 → 124 → 109

◆ヘモグロビンA1c(HbA1c) ※正常値:4.3〜5.8
12.8 → 数値なし → 数値なし → 数値なし → 数値なし → 8.6


体は正直だとも言える。
γ-GTPが正常値になったのは15年ぶりくらいじゃないだろうか。
初診の時の検査結果には、数字の横に片っ端から「H」の文字が躍っていた。
high(高い)の表示である。今回はコレステロールに関して「L」と出た。Low(低い)である。
ヘモグロビンA1c(HbA1c:過去1〜2カ月間の血糖コントロール指標)に関しては、
初診時12.8という最悪な数値(これを見て渡邉先生は即刻入院を通告した)だったが、
今回ようやく人並みに悪い数値にまで快復した。

ちなみに、12.8という数字がどれくらい悪いかと言うとですね・・・。
糖尿病手帳というものがあります。
慢性高血糖症(糖尿病)患者が、自分の体の状態や治療内容を把握するための手帳です。
薬局で配布しているお薬手帳のようなもの。
そこに、血糖コントロールの記録として、ヘモグロビンA1cの数値を書き込む欄があります。
そこの最大(つまり最悪)の目盛りが12.5っすから。書けません。
いやー、もう、勝手に死ねよって感じの数値で。我がことながら笑っちまいます。

「血圧はどうですか?」
「薬を飲んだあとの計測だと、平均で120の80くらいですね。」
「そうですか。ちょっと計ってみますね。」
「でも、今日は薬を飲んできていないんで。」
「あっ、悪い。170の98です。」
「あららら。薬はえらい。」
「そうですねー。自分の力ではないってことですね。」
「はぁ、もう少し油断していたかったですよ。」

10時50分、診察終了。
11時25分、案内されて栄養相談室へ。
管理栄養士の外舘さんと面談。ここでも、さっそく昨夜つくった資料を取り出す。
体重変動と退院後の全食事写真。
「やっぱり奥さんが帰ってきてから、すごく食事のバランスが良いですね。私でも、こんなに料理はつくりたくないくらいですよ。」
過分なお褒めの言葉をいただく。
いかにして、この「良い」状態を続けていくか、というお話を繰り返しやりとりする。
「私は、これまでの経験から言って、高山さんの場合は3カ月が山場だと思っているんです。そのころ、たぶん気がゆるむんじゃないかと。」
「いや、それわかります。そうなりたい、という意味ではありませんが、僕は勉強でも仕事でも3カ月以上続いたためしがありませんから。」

ここだけの話ってのもあったので、会話の全部を書けないのだが、ひとつだけ。
「僕は、もっと糖尿病患者や治療スタッフの交流があっても良いと思っているんです。アルコール依存症患者のAAとか断酒会のようなもので、励まし合ったり、確認し合ったり、悩みを語り合ったり、病気の苦しさを笑い合ったりするような。」
「それは私も考えていました。中央病院には、たくさんの糖尿病患者さんもいらしゃってますし。栄養士の立場から、もっと積極的な活動もできるんじゃないかなと思っています。」
この話、かなり盛り上がる。
が、諸事情でここまで。古川さん、あとでお話がありますので。

12時半、お会計。
病院内の銀行ATMでお金をおろす。
ちょうどブースに入ったら、ATM機の裏に入るトビラが開いていて、
奥で分厚い札束を補充しているところだった。
思わず「すげー」と声をだしたら、静かにトビラが閉まった。

売店で、大好きな神戸こむぎ館のパンを購入。
空腹だったので、おもわず4つも買ってしまう。

病院前のアイン薬局へ。どっさり薬をもらう。
糖尿病薬のアマリールが中止となった。高脂血症の薬も半分に。

外は暑い。車内も熱い。さっき買ったサンドイッチは厚い。情けに篤い。
13時半、帰宅して昼食。

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◆検査の打ち上げ。ということで、かなり油断した内容。

うーん、9単位720kcalくらいか。
食べ過ぎて胃もたれ。昼寝をする。

16時過ぎ事務所へ。
妻は篆刻。ついでに、俺の家印(大△:ダイウロコ)も彫ってもらう。
あれやこれやしているうちに23時。

晩飯を迷っていたら、妻がラッピを所望。
ということで、北大前の店へ。

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◆サンドイッチは1枚だけ。ミネストローネとともに。

食べ過ぎた昼を反省した俺の横で、
妻は函館に帰ってきてから二度目の「ふとっちょバーガー」に喰らいつく。

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◆ふてぶてしい風体。

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◆ひとりで完食。ちょっぴり殺意を抱く。

あいつ、あんなに食うくせに、体重は俺の半分である。
この世は不公平に満ちている。
8月5日(水)

体重測定96.1kg。
朝食8時半。

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◆キウイが熟れ熟れ。

ご飯(3単位240kcal)、鮭(1単位80kcal)、大根の味噌汁(1単位80kcal)、
白菜のおひたし、キウイ(1単位80kcal)。しめて480kcalなり。

11時半、高丘町「特別養護老人ホーム 百楽園」へ。
函館大妻高校福祉科3年生の実習の様子を撮影。
この施設には2年にいっぺんくらい取材で訪れている。
ひとことで表現すると、さわやかな風が吹いている施設だ。

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◆がんばれ。実習は2週間。ゲスト(施設利用者)のお顔を紹介できないのが残念だが、みなさんずいぶんと良い表情をしてくれて。良い写真がたくさん撮影できた。

撮影のあいまに何人かのゲストと会話。
98歳のおばあさん。下海岸のお生まれだとか。明治最後の年の生まれになる。
いまの季節は昆布で忙しいから、邪魔にならないように施設に来た、と話してくれた。
耳が遠いようだったが、その他はご健康そうに見えた。
何のことはない会話だったが、なんだか感動してしまった。
「なに、あんた35歳なの。若いねぇ。」
おばあさんから見たら、ほとんど99%の人が若者でしょう。

いったん自宅に戻って昼食。13時半。

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◆オムライス。そして右の皿はズッキーニ(巨大)。5単位400kcal。

ズッキーニは妻が実家からもらってきたもの。
ふつうはキュウリくらいの大きさで収穫するのだが、義母は「大きくなるから」と
ずっしり重くなるまで育てていたんだという。
固くて大味になっているかと思ったら、それほどでもなく美味しかった。
ステーキのようにナイフとフォークで食す。

そう言えば、同じ畑で育てていたカサブランカの花が、
何者かによって切り取られて盗まれたという。
通りに面していない、わざわざ路地を入ってこないと見えない畑なのだが。
心の寒い浅ましい人間がいるもんだ。
義母のご実家のお墓に供えるために育てていたもの。
花を盗んだ人に不幸あれ。

食事後昼寝。15時半に起きて事務所へ。

細々と仕事。ブログ。
ひと段落させて、明日の診察の準備にとりかかる。

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◆体重変化のグラフと一覧表。

この他に、このブログから退院後の全食事の写真とコメントを再編集した資料をつくった。
食事の資料は栄養指導のおりに診てもらうつもり。
かんたんにと思っていたのだが、つくり始めたら止まらなくなって23時すぎまでかかる。

23時半帰宅。晩飯。迷ったが食べる。うまそうだし。

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◆メインは鶏手羽元ワイン煮。うめえ。ぜんぶで5単位400kcalくらい。

入浴。少しでも体重を減らしておこうという魂胆。
明日は診察だ。どんな数値が出てくるんだろう。
開港記念日はお休みだった。小学校(低学年)のときの昔話だけど。
粗忽な子どもだった僕は、大人になってから「開港」だったんだと気づいた。
函館市民にとって、「開港」という歴史の舞台にたったことは、
やはり誇るべきことなのだと思う。

8月1日から4日まで、恒例の「函館港まつり」が開催されていた。
ごく幼いころには家族で見に来ていた記憶がある。
当時は「1万人パレード」という名前がついていたはず。
中高生のころは、祭りとかイベントには興味がなかったので、
お祭に参加したことも見物したこともなかった。
函館でお仕事をするようになってからは、山車をひくトラックを運転したり、
お祭期間中に里帰りした友人と飲みに出かけたり、と。
いずれにしろ消極的な関わりあい方ではあった。
そのわりに、毎年「港まつり」の記事を書いていたりするわけだが。

海岸町の仕事場から、駅前・大門までは歩いて10分ほどである。
夕方5時すぎ、妻とふたりで久しぶりに祭り見物をしてみることにした。

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◆歩行者天国になった電車通り。パレードのときはもっと人垣ができていたのかな。
◆子どものころの記憶だと、十重二十重に観客が道路を取り囲んでいたものだが。

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◆人混み。北洋漁業で盛況だった時代の函館は、毎夜こんな風景だったんだろうか。
◆当時の昔語りを聞くのが好きだ。良くも悪くも、やっぱり函館は港街なんだなと思う。

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◆出店の人たちは、一様に威勢が良くなかったな。最終日ってことで疲れてたんだろうか。
◆子ども相手に、ずいぶんと態度の悪い店員もいたな。脅すなよ。

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◆祭りの雑踏から一本だけ小路に踏み込むと静謐な風景がある。
◆まだ「栴檀」ってあったんだ。いまも「いもまんじゅう」はあるのかしら。

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◆蔵。

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◆大門の御輿だそうで。かつぎ手にお知り合いがいた。

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◆港踊り・イカ踊りの自由参加会場。

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◆やっぱり、指先の表現が違うわけですよ。あたしゃ惚れ惚れいたしました。

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◆「函館港おどり」。歌詞が秀逸でして。
◆♪踊る心はヤッコラセノセ 波まかせ波まかせ〜
◆もう、港町の本領と本質を見事に表現しております。

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◆祭りの笑顔は無条件に美しい。

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◆こちらは「函館いか踊り」。たいへんバカな踊りで楽しい。

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◆仕事場のご近所では、町内会のお祭が開かれていた。
◆国道5号をまたいで中央ふ頭につながる高架橋の下。

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◆なにをやっているかと覗いてみたら、ラムネの早飲みでした。



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以前どこかで書いた記事の元原稿
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名曲解説「函館港おどり」

♪サアサ ウイタ ウイタ 踊りゃんせ
 踊る心は ヤッコラセノセ
 波まかせ 波まかせぇ

 名曲「はこだて賛歌」(1973年=昭和48年、函館市と旧亀田市の合併を記念して製作)とともに、函館人の心をゆさぶる歌「函館港おどり」。軽妙な三味線の音階と港街らしい投げやりな(もしくは諦観が漂う)お囃子(はやし:冒頭の歌詞)が印象的だ。ちなみに、なぜ市民の心がゆさぶられるかというと、「賛歌」は燃やせるゴミの収集(「旧四町村をふくむ全市内でゴミ収集車週2回流れます」函館市環境部)を告げ、「港おどり」はもちろん夏まつりの到来を告げるからだ。
 さて、この「函館港おどり」という曲は、「函館港まつり」の開催にあわせて製作されたものである。つまり、第1回開催の1935(昭和10)年から函館の街に響いてきた伝統があるわけだ。かつての歌詞では、「♪港開けて ヤレコラショ 喜の字の祝ひ」となっているが、現行の歌詞では「百年(ももせ)の祝い」となっている。
 これは、第1回の開催年が函館開港から77年目(おそらく満年齢の数え方)で、「喜寿の祝い」であったことを意味していると思われる。戦後、開港100周年を前にした1958(昭和33)年にプレスされたレコードでは、すでに歌詞が「百年の祝い」に変わっている。

◆参考資料/CDアルバム「函館港祭り曲集」(PLUS1)
8月4日(火)

8時半起床。おっ、天気良いかも。
体重測定96.2kg。
いきなり減った。3回ほど計測し直す。

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◆朝食。自家製ピクルスがさわやか。

10時過ぎ、星野さんから電話。
事務所にNPO法人なちゅらすの赤石くんが来ているという。
電話を替わってもらう。
「近くまで来たんで、お見舞いを持ってきました」とのこと。
すんません。わざわざ。エロ本だろうか。
「けっこうハードです」。超期待。

天気がよいので歩いて事務所へ行くことにする。

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◆我が愛しき小田島川にて。ボラ。成長して、とどのつまりってやつだ。

雑誌などで何度か書いたことがあるんだけど、
小田島川は富岡町3丁目の住宅街に、とつぜん出現する三面張りの川だ。
僕はこの川が大好きだ。
子どものころ、やはり三面張りで直線的な鮫川を飽きずに眺めていたからかも知れない。
昭和2丁目の豪邸(ぷっ)に住んでいたころは、
すぐ裏を小田島川が流れていた。幸せな家だったな。
で、引っ越した先の亀田港町は、その小田島川の下流にある。
北大と港中学校の間を流れて函館港にそそぐ。
下流域では、ボラがすごい。川底にみっちり群れをつくっている。
6月末に、そのボラが酸欠で大量死したというニュースがあったが、
そんなもんじゃ絶滅しなかったようだ。
つくづく小田島川は不自然な川なんだけど、なぜか僕はこの川が大好きだ。
5〜6年前から熱く語っているんだけど、なかなか賛同者があらわれないのが残念である。
同志からのメールをお待ちしています。

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◆まっつぐ昇る飛行機雲。

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◆晴れた、と言っても、こんな感じの雲がかかってるんだよね。

45分ほどで事務所に到着。

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◆赤石くんからのお見舞い。仙石くんによればレアな逸品だそうだ。こちらを参照。

エロ本じゃなくて心底残念。うそうそ。ありがとう。
次はファーストガンダムの144分の1「ボール」で良いので。

ああ、俺のガンダムは1年戦争だけなのさ。

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◆昼飯。カミさんが書道展の設営にいっていたので簡単に。83kcal。1単位。

17時過ぎ、「港まつり」最終日に行く。
会場の函館駅前は、事務所から歩いて10分くらい。

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◆駅前の交差点。この先から松風町電停の交差点までは歩行者天国に。

「函館港まつり」の様子は別項にて。
19時半過ぎに会場をあとにした。

カミさんと晩飯の相談。
外食の気分だな、ということで、長らく夫婦の懸案事項となっていた店へ。

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◆はい。けっこう見知っている人は多いのではないでしょうか。

北斗市七重浜「和食屋 七福神」。国道227号沿いです。
「北斗料理」「すっぽん」「ふぐ」と大書された看板に見覚えあるでしょ。

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◆晩飯のつもりで行ったのに、思わず刺身とか注文しちゃう。

夏刀魚の刺身(500円)。
「それって、やっぱりサンマって読むんですか?」
「そうですよ。いまは夏でも獲れるからね。」
そうなんだ。こんな記事があった。

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◆天ぷら盛り合わせ。ご家庭の味って感じ。玉ねぎ甘し。

ご飯は北斗市大野「ななつぼし」。
この間までは「ふっくりんこ」だったという。ぜひ、戻してください、とアピール。

ぜんぶで10単位(800kcal)ほどか。
サンマの刺身以外は半分こで食べた。


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◆「高い」って噂を耳にしていたが、ごく普通のお値段。むしろお安い。

すっぽん料理は要予約。最短で3日前。確実を期すなら、1週間以上前に予約すること。
1匹12000円。2人で食べるのが適量で、すっぽんづくしのコース料理を堪能できる。

ふぐ料理も要予約。同じくお早めに。
コースは8000円。いや、7000円だったかな。忘れちゃった。
1匹か1人の値段かも聞き逃した。
でも、お店はお一人で切り盛りしてるんで、かなりお安くしてるよと話してた。

いやー、酒を飲みたかった。
飲みたくて飲みたくて飲みたくて飲みたくて、たまらなかった。
「俺は飲む」と小声で宣言すると、妻が眉間にシワを寄せやがる。
くそ。さっき、駅前ではキミも飲む気ありありだったのに。

お会計2500円。

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◆予約済みのすっぽん様。首がめちゃくちゃ伸びる。かわいい。でも、うまそう。
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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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