前の5件 53  54  55  56  57  58  59  60  61  62  63

すっかり恐縮しつつ再開。
皆さまの催促と期待の声に感謝。ご迷惑をおかけした恩人に平謝り。
というわけで、リハビリ的にサボっていた2カ月間のことを書いていきます。

今年の道南の夏を感覚的にふり返ると、
気温はやや高めで湿度はかなり多め、曇天と快晴がそれぞれ長く続き、
お盆を終えたら風はあっさり秋になった。

少しぶり返した暑さのなか、先週の金曜日から奥尻島に行ってきた。
いつもは夏の観光オンシーズンに島へ渡るのを避けているのだが(理由は以前たぶん書いたはず)、
今年は7月と8月だけでも島を3度訪問して計9日間滞在した。

夏の終わり、奥尻では島の三大まつりのひとつ「なべつる祭り」が開催された。
そのレポートは次回にて。

※9月2日情報追加(江差函館間の交通に関して)。

20080901-01.jpg
◆8月31日、JR江差駅にて。函館までの帰り道にJRを利用した。実は江差線に乗車するのは初めて。

080701-nabeturu.JPG
◆あのときから15年たった奥尻島。高い防波堤を乗り越えると、美しい島の風景に出会える。

--------------------------------------------------------
お知らせ
--------------------------------------------------------
1993.7.12 あの時を忘れない
北海道南西沖地震15周年鎮魂行事
--------------------------------------------------------
 1993(平成5)年7月12日に発生した北海道南西沖地震から15周年を迎え、全国の皆様の暖かいご支援のもと復興を遂げた奥尻島から、災害の悲惨さを語り継ぐとともに、奥尻島の実情を全国に発信することを目的とし、節目の年にふさわしい鎮魂行事を全町民に参加を呼びかけて実施します。

080701-jikuu.JPG
◆最大の被害を受けた青苗岬にある慰霊碑「時空翔」

日時 2008(平成20)年7月12日(土) 午後3時から

場所 特洋記念緑地公園(慰霊碑時空翔・奥尻島津波館)

内容(予定)
 15:00 震災15周年鎮魂のとき 鎮魂キャンドル1500本準備
 18:30 ・鎮魂のメッセージ
     ・慰霊碑献花
     ・鎮魂詩「覚えていて下さい」朗読(麻生直子作)
     ・鎮魂のキャンドル点灯
     ・鎮魂コンサート(奥尻島津波館内)
       演奏 吉田千紗
       ※ブーニン氏が震災後に寄贈したピアノによる
     ・鎮魂歌合唱「岬の誓い」
       合唱 奥尻島の子どもたち
       ※麻生直子作詞 星吉昭(姫神)作曲
 20:30 終了

【共催団体】奥尻島地域再生プロジェクト推進協議会 奥尻町
【後援団体・協力団体】奥尻町教育委員会 時空翔を灯す会 函館音楽協会 河合楽器製作所 函館ピアノセンター ヤマハミュージック北海道函館店 他

【問い合わせ】奥尻町商工観光係 01397・2・2351


080701-piano.JPG
◆ピアニスト・ブーニンが寄贈したピアノ(奥尻町立宮津小学校)。震災直後、津波によって重いピアノが上下逆さになってしまった映像が流れた。それを見たブーニンが、震災の翌年に稲穂小学校(現在廃校)へピアノを贈った。

080701-piano2.JPG
◆直筆のサインが残る。

5月19日におこなわれたチャリティコンサート。
主催は函館大妻高等学校で、
生徒たちが実習で使っている食物健康科棟のカフェテリアでの開催。

otuma-salon02.JPG
◆演奏は2006年から函館で活動しているチェンバリストの森洋子さん。

5月の田んぼはあわただしい。
田おこし、水入れ、代掻き(しろかき)、田植え。
じりじりと日射しが熱すぎたり、ずいぶんと寒い風が吹いたり。
不安定な気候にとまどいつつ、
取材者の僕にできることは、今年の豊作、そして作り手の笑顔を願うだけ。

080521-03.JPG
◆北海道水田発祥の地、大野平野(北斗市-旧大野町)に広がる田んぼ。

5月8日の記事で紹介した「兼六園菊桜」。
その後、何度か函館大妻高等学校の校庭を訪れて、満開にいたる様子を撮影しました。

kikusakura01.JPG
◆5月12日、午前8時すぎ。朝日を浴びる花。

前の5件 53  54  55  56  57  58  59  60  61  62  63

プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


ツイッター

最近のコメント

最近のブログ記事

アーカイブ