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つづき。

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◆ダルス。もっと深いところで生きている海藻ですが、海が荒れるとちぎれて浜に寄ってきます。

こんなふうに拾った海藻は、持ち帰って水で洗って小分けをして冷凍します。
ちなみに、海藻は冬の冷たい海で育ちますから、
春から初夏にかけて枯れて海岸に流れ着くわけです。
それを、今からせっせと拾って冷凍保存して、子どもたちが夏休みのときなんかに、
それらを使った「海藻おしば教室」を開くわけですね。
もちろん、海藻の在庫があれば、1年中開講できます。

先週のお話ですが、
連休の最終日(6日)に函館市内の海岸で海藻を採集してきました。
食べるためではなく、海藻おしばの素材集めです。
海藻おしばについては、函館海藻アート協会のサイトをご覧ください。

2003年に協会を立ち上げて、今年で6年目の活動に入りました。
少人数なので大きな活動はできませんが、地道に海の魅力と大切さを伝え続けています。
そんなわけで、今年も作品づくりに夢中になる姿を見たくて、
せっせと海藻採集に向かうのでした。

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◆観光スポットでもある立待岬。ぐるりと崖を下っていきます。
 妻と行ったのですが、ふたりで「聖母たちのララバイ」をずっと歌っていました。

函館大妻高等学校でおこなわれた野点のつづきです。

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◆お茶のあとは生徒がつくった干菓子を。紅白桜色、花びらも可愛い。やわらかな食感が嬉しい。

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◆庭園の入り口にある「兼六園菊桜(ケンロクエンキクザクラ)」。見頃はこれから。
 石川県ご出身の方が、「まさか、北海道で故郷の桜を見られるとは…」と。

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◆代表的な八重桜の品種「関山」。

ちょうど1カ月前に、入学式の記事を書いた函館大妻高等学校の庭園で、
春の野点(のだて)がおこなわれました。今年で30回目となる伝統行事。
やはり早めの開花となった八重桜はすでに八分咲き。
連休中は曇りがちの函館でしたが、今日は暖かく快晴で野点日和でした。

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◆野点の席は一般客にも開放。100人ほどが訪れた。

今月1日の奥尻行きは、わりとはっきりとした取材目的がありまして。
めずらしく、ちゃんと仕事をしてきました。まぁ、きっちり酒も飲んではきましたが。

すでに、このブログでも紹介した「奥尻しまびらき」に参加。
宮津小学校を訪れて「奥尻にあるブーニン寄贈のピアノ」を取材。
もうひとつは「島の田んぼ」。これは先方の事情で取材できず。
島の春、島の桜、島の温泉、島の水(なんと海外にも輸出することに)などなど。
押さえておきたいことは、いくつもありました。

さらに、予定外の出会いも。これが旅取材の魅力なんですが。
たぶん奥尻島ですれちがっていなかったら、声をかけることもなかったはず。
なんとなく、島にはそういう雰囲気があるんですよ。
「あなたも島好きなんですね」的な連帯感のようなものが。

そんなわけで、奥尻島で函館出身のプロラグビー選手・笠原雄太くんと知り合いました。

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◆島北西部にある「復興の森」あたりで遭遇。
 最初は、彼の乗っていたロードバイクに興味があって、車を引き返して声をかけた。

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プロフィール

高山潤
函館市および道南圏(渡島・檜山)を拠点に活動するフリーランスのライター、編集者、版元、TVディレクター、奥尻島旅人。元C型肝炎患者(抗ウィルス治療でウィルス再燃、インターフェロン・リバビリン併用療法でウィルス消滅で寛解)、2型糖尿病患者(慢性高血糖症・DM・2009年6月より療養中)。酒豪。函館市(亀田地区)出身、第一次オイルショックの年に生まれる。父母はいわゆる団塊世代。取材活動のテーマは、民衆史(色川史学)を軸にした人・街・暮らしのルポルタージュ、地域の文化や歴史の再発見、身近な話題や出来事への驚きと感動。詳しくはWEBサイト「ものかき工房」にて。NCV「函館酒場寄港」案内人、NCV「函館図鑑」調査員(企画・構成・取材・出演・ナレーション)。


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